23日夜に発生したという中国の高速鉄道事故ですが、報道によれば落雷で停止した先行車両に後続車両が追突したものといいます。現在のところ、死者35名、負傷者200名以上で、未だ未発見者がいる可能性ありとの記事が伝わります。
日本の新幹線も同様ですが、鉄道車両は鉄製レールと鉄製車輪により小さい転がり抵抗により省エネルギーで大量輸送が可能です。しかし、転がり抵抗が小さい=車輪の摩擦係数が小さいですから、高速走行では思いっ切り急制動してもクルマの様な急減速は不可能です。新幹線では、200km/h以上の高速では、急制動から停止まで数キロを要すると聞きます。従って、高速走行では運転手が危険を感じ、急制動しても、とても間に合わないのです。
そのため、新幹線もそうですが、車両自体の安全性も含めてですが、運行システムとしての安全性が強く求められるものなのでしょう。具体的には、その時の運行車両の停止距離以内に先行車が存在した場合は、自動的に車両速度が減ぜられるなどの機能を持ったものです。
今回の中国高速鉄道でも、当然その様な機能を持った運行システムが取り入られていたはずですが、何故事故が生じたのでしょうか。他国のことながら,気になりますし、40年間類似の事故が生じていない日本の新幹線ですが、原発と同様に安全に絶対はないと思います。
特に日本の場合は、世界中で生じるマグネチュード5以上の地震の20%が、面積比2%程度の日本領域内で起きているという超地震国です。ですから、十分補強されたという橋脚や盛り土部分、そしてトンネルなど、地震の際の不安は大きくあると感じます。
日本の新幹線も同様ですが、鉄道車両は鉄製レールと鉄製車輪により小さい転がり抵抗により省エネルギーで大量輸送が可能です。しかし、転がり抵抗が小さい=車輪の摩擦係数が小さいですから、高速走行では思いっ切り急制動してもクルマの様な急減速は不可能です。新幹線では、200km/h以上の高速では、急制動から停止まで数キロを要すると聞きます。従って、高速走行では運転手が危険を感じ、急制動しても、とても間に合わないのです。
そのため、新幹線もそうですが、車両自体の安全性も含めてですが、運行システムとしての安全性が強く求められるものなのでしょう。具体的には、その時の運行車両の停止距離以内に先行車が存在した場合は、自動的に車両速度が減ぜられるなどの機能を持ったものです。
今回の中国高速鉄道でも、当然その様な機能を持った運行システムが取り入られていたはずですが、何故事故が生じたのでしょうか。他国のことながら,気になりますし、40年間類似の事故が生じていない日本の新幹線ですが、原発と同様に安全に絶対はないと思います。
特に日本の場合は、世界中で生じるマグネチュード5以上の地震の20%が、面積比2%程度の日本領域内で起きているという超地震国です。ですから、十分補強されたという橋脚や盛り土部分、そしてトンネルなど、地震の際の不安は大きくあると感じます。