私の思いと技術的覚え書き

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千葉八街・小学生5名殺傷トラック事故

2021-06-30 | 事故と事件
千葉八街・小学生5名殺傷トラック事故
 千葉県八街で下校途中の小学生列に4トンクラスのトラックで突っ込んだ事故だが、業務途上で飲酒したことを認めているという。

 当初の報道で、運転者本人の顔相もマジメそうだし、会社や近所の話しでもマジメな勤務態度だったとのことであった。しかし、業務途上で飲酒をするとは、たぶん初めてのことではないだろう。

 また、マスコミは権力者に対する取材は極めて甘いが、こういう一般人に対する野次馬的取材は執拗なものがある。今日のYoutubeの動画で、八街の飲み屋街を探索したんだろうが、加害運転者の行き付けの飲み屋を見つけ取材をしている。その内容は、かなり酒が好きで、閉店まで飲み潰れて、クルマで寝て朝帰るという状態をレポートしている。

 これらのことから、加害運転者は一種のアル中というもので、酒が切れると飲まずにいられないという達だったことを想像させる。となると、会社内でも出発点呼を規則通りやっていればアルコール検知で検知できたはずだし、そもそも運行管理者がそのつもりで会話すれば臭いなどを感じ取る機会は幾らもあった様に思える。

 この運送業者も今日辺り特別立入監査を受けて、あらゆる記録書類をチェックされ、出発時と帰着時の飲酒チェックしていなかった様な報道内容だから、それなりの行政処分とネガティブ情報サイトに掲載されるんだろう。しかし、別件ではあるが、経産省の給付金詐欺もあり、国交省だって、様々な不正事案があるはずなのに、業社はネガティブ情報サイトに掲示し、自らはその様な項目がないことを以前、国交省担当者に質したことがあるが、押し黙ってしまった。まったく・・・役人共め。

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小学生5人死傷事故 防犯カメラで急ハンドル切った形跡なし
千葉県八街市で小学生の列にトラックが突っ込み5人が死傷した事故で、事故当時、トラックは緩やかに左に進んでいて、急ハンドルを切った形跡がなかったことがわかりました。

 八街市でおととい、下校中の児童5人の列にトラックが突っ込んだ事故では、小学2年生の川染凱仁くん(7)と、3年生の谷井勇斗くん(8)が死亡。3年生の女子児童が意識不明の重体で、1年生と2年生の男子児童2人が重傷です。

 トラックを運転していた梅沢洋容疑者(60)はこれまでの取り調べに、「左に急ハンドルを切ったところ、電柱にぶつかった」と供述していましたが、その後の捜査関係者への取材で、現場近くの防犯カメラにはトラックが緩やかに左に進みながら電柱に衝突する様子が写っていて、急ハンドルを切った形跡がなかったことが新たにわかりました。

 また、梅沢容疑者は「帰る途中で酒を飲んだ」などと供述していることなどから、警察は「正常な運転ができなかった可能性がある」として、より罪の重い危険運転致死傷に切り替えて、けさ送検し、飲酒の詳しい状況を調べています。(30日11:06)

小学生5人死傷事故 防犯カメラで急ハンドル切った形跡なし
https://www.youtube.com/watch?v=eheUqWbvlKc

「潰れて寝て大変・・・」死傷事故 容疑者の“飲み方”(2021年6月30日)
https://www.youtube.com/watch?v=zU2b7-rGt3M


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