過日、福島原発事故などを起こした東電が、次年度以降の値上げの意向を示しました。値上げ幅は15%とも20%とも聞きますが、その理由が振るっています。事故により原発が停止し、火力発電用燃料のコスト増によるとのことを理由にしている様です。
東電では、事故の福島第一だけでなく、第二でもそれなりに被害は生じている様です。これら原発の応急的な(恒久的でない)修理費は膨大なものになるでしょう。それでも撒き散らした放射性物質の汚染除去などの費用のことは、一切無視した上での話しです。
今回の東電の値上げ発表には、原子力のことが出て来ないという不思議さがありますが、いったい同社は原子力の未来をどの様に考えているのでしょうか。東電は特殊会社で産学一体、国の意向と一体だとの考えもあるのでしょうが、政府も言葉を濁しているばかりです。それどころか、先日の訳の判らない冷温停止状態(=集結)宣言など、怪しからぬことばかりです。
日本という国家が、真の民主主義国家を標榜するなら、おのずと対応は異なって来ると思います。何れにしても、個人的見解となりますが、世界最多の地震国である我が国に、原子力発電はリスクが高過ぎであり、即刻全炉を廃炉すべきとの意見を深めています。
東電では、事故の福島第一だけでなく、第二でもそれなりに被害は生じている様です。これら原発の応急的な(恒久的でない)修理費は膨大なものになるでしょう。それでも撒き散らした放射性物質の汚染除去などの費用のことは、一切無視した上での話しです。
今回の東電の値上げ発表には、原子力のことが出て来ないという不思議さがありますが、いったい同社は原子力の未来をどの様に考えているのでしょうか。東電は特殊会社で産学一体、国の意向と一体だとの考えもあるのでしょうが、政府も言葉を濁しているばかりです。それどころか、先日の訳の判らない冷温停止状態(=集結)宣言など、怪しからぬことばかりです。
日本という国家が、真の民主主義国家を標榜するなら、おのずと対応は異なって来ると思います。何れにしても、個人的見解となりますが、世界最多の地震国である我が国に、原子力発電はリスクが高過ぎであり、即刻全炉を廃炉すべきとの意見を深めています。