デジタル教科書に懸念
下記の報をみて、今やデジタル教科書に全面移行するというのが間近に迫っていることを知り、正直驚くと共に、拙人も大きな懸念を感じる。
今やITという要素はあらゆることに関係し、学校教育にこれらの要素を取り入れていくのは必須だろう。しかし、教科書というベースとなるものを紙ベースでなく、ディスプレイの表示にするという思想は異常とすら感じる。
下記の報でも「懸念があるが86%」だが、その理由で端末の故障や不具合を上げているが、そういう問題ではないと思う。デジタル化は将来に渡り進んで行くが、本という紙ベースのメディアが淘汰絶滅することはないと信じている。この本を読むという行為は、あらゆる学問の根源に関わる動作であって、そういう紙に親しむ心(文化)を失わせる(既に相当失っている)ことが、将来の知性に与える影響は多大なものと感じのだ。
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デジタル教科書へ全面移行、公立小中の86%が懸念…理由最多は「故障や不具合」
読売新聞オンライン 4/17(日) 5:00配信
国が2024年度から学校への本格導入を目指すデジタル教科書について、全国の公立小中学校500校に読売新聞がアンケートを実施したところ、デジタル教科書への全面移行に懸念を抱く学校が9割近くに上ることがわかった。
アンケートは3月、各都道府県で児童生徒数の多い小中学校計500校を対象にインターネットで実施。329校が回答し、回収率は65・8%だった。
調査では、「紙の教科書からデジタル教科書に全面的に移行することに懸念はあるか」との問いに「懸念がある」が28%、「懸念がややある」は58%の計86%だった。「懸念はない」は12%だった。懸念の理由に「端末の故障や不具合」を挙げた学校が18%で最も多く、端末の学力向上への効果に対する疑問も目立った。
小中学校では20年度までに1人1台の学習用端末が配備された。文部科学省は、小学校の教科書が新しい内容になる24年度にあわせ、デジタル教科書の本格導入を目指す。専門家や学校長らによる議論を進め、夏頃に一定の結論を出す。
#デジタル教科書 #本に親しむ文化を失う #知性の劣化
下記の報をみて、今やデジタル教科書に全面移行するというのが間近に迫っていることを知り、正直驚くと共に、拙人も大きな懸念を感じる。
今やITという要素はあらゆることに関係し、学校教育にこれらの要素を取り入れていくのは必須だろう。しかし、教科書というベースとなるものを紙ベースでなく、ディスプレイの表示にするという思想は異常とすら感じる。
下記の報でも「懸念があるが86%」だが、その理由で端末の故障や不具合を上げているが、そういう問題ではないと思う。デジタル化は将来に渡り進んで行くが、本という紙ベースのメディアが淘汰絶滅することはないと信じている。この本を読むという行為は、あらゆる学問の根源に関わる動作であって、そういう紙に親しむ心(文化)を失わせる(既に相当失っている)ことが、将来の知性に与える影響は多大なものと感じのだ。
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デジタル教科書へ全面移行、公立小中の86%が懸念…理由最多は「故障や不具合」
読売新聞オンライン 4/17(日) 5:00配信
国が2024年度から学校への本格導入を目指すデジタル教科書について、全国の公立小中学校500校に読売新聞がアンケートを実施したところ、デジタル教科書への全面移行に懸念を抱く学校が9割近くに上ることがわかった。
アンケートは3月、各都道府県で児童生徒数の多い小中学校計500校を対象にインターネットで実施。329校が回答し、回収率は65・8%だった。
調査では、「紙の教科書からデジタル教科書に全面的に移行することに懸念はあるか」との問いに「懸念がある」が28%、「懸念がややある」は58%の計86%だった。「懸念はない」は12%だった。懸念の理由に「端末の故障や不具合」を挙げた学校が18%で最も多く、端末の学力向上への効果に対する疑問も目立った。
小中学校では20年度までに1人1台の学習用端末が配備された。文部科学省は、小学校の教科書が新しい内容になる24年度にあわせ、デジタル教科書の本格導入を目指す。専門家や学校長らによる議論を進め、夏頃に一定の結論を出す。
#デジタル教科書 #本に親しむ文化を失う #知性の劣化