過日(3/9)に拙人が記した静岡県議「諸田某」の続報だが、本日Net経由で見た静岡新聞の記事によれば、明日(3/18)に開催される県議会において、問責決議案の提出が行われるという。しかし、同記事で安易に見逃せない記述がある。
それは、「諸田氏の行為に法的な責任は認められず辞職勧告は見送るものの」という前提で議員辞職は見送った」とあるが、本当に法的責任がないのだろうか・・・。
拙人の見解は以下の通りで、この全文を先ほど県議会事務局宛にFAX送信したものだ。
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FAX 054-221-3572
令和2 年3 月17 日
静岡県議会事務局政策調査課 殿
意見申立人
*****
沼津市*******
TEL 090-****-****
前略。
本日(3/17)の静岡新聞の伝えるところ(下記)によれば、今般の「諸田洋之県議」に対し問責決議を行うとある。この件は、これで一定よろしい処置かとも思うものの、その後の記事中には、「諸田氏の行為は法的な責任は認められず辞職勧告は見送る」と記されているが、甚だ疑問を感じる判断として異議を申し立てたい。
そもそも県議とは憲法99 条(下記)で規定された国会議員や公務員ではないが、それに準じるというか、等価な職位にあると判断される。一方公務員の義務として、国家公務員法で規定された服務規程(義務)では、国民全体の奉仕者として,公共の利益のために勤務し、且つ、職務の遂行に当っては、全力を挙げてこれに専念しなければならない」とする職務専念の義務を負う。つまり、今回の諸田氏の所業は、国民全体の奉仕者として公共の利益を尊重したものでなく、私利だけを追求したものと判断されるのである。
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第九十九条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
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静岡県議の問責案提出へ 県議会、マスク大量出品【静岡新聞NEWS】
(2020/3/17 07:43)
焼津市選出の諸田洋之県議(無所属)が新型コロナウイルス感染拡大でマスクが品薄状態の中、インターネットオークションに大量のマスクを出品していた問題で、県議会各会派は16日、諸田氏に対する問責決議案を18日の県議会2月定例会最終本会議に提出する方針で一致した。静岡県議会事務局によると、県議に対する問責決議案の提出は県政史上初という。
静岡県議会は、諸田氏の行為に法的な責任は認められず辞職勧告は見送るものの、議員の立場での道義的な責任や、議会の品位を損ねた影響を重視し、問責決議案の提出が必要と判断したとみられる。
諸田氏は記者会見で、2月4日から3月6日までの間に医療用マスク2千枚セットなどを89回にわたって出品し、計888万円を売り上げたと説明。道義的な責任を認めて謝罪した上で「市民目線の議員として県民の負託に応えたい」と述べ、議員辞職については否定した。
以上
それは、「諸田氏の行為に法的な責任は認められず辞職勧告は見送るものの」という前提で議員辞職は見送った」とあるが、本当に法的責任がないのだろうか・・・。
拙人の見解は以下の通りで、この全文を先ほど県議会事務局宛にFAX送信したものだ。
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FAX 054-221-3572
令和2 年3 月17 日
静岡県議会事務局政策調査課 殿
意見申立人
*****
沼津市*******
TEL 090-****-****
前略。
本日(3/17)の静岡新聞の伝えるところ(下記)によれば、今般の「諸田洋之県議」に対し問責決議を行うとある。この件は、これで一定よろしい処置かとも思うものの、その後の記事中には、「諸田氏の行為は法的な責任は認められず辞職勧告は見送る」と記されているが、甚だ疑問を感じる判断として異議を申し立てたい。
そもそも県議とは憲法99 条(下記)で規定された国会議員や公務員ではないが、それに準じるというか、等価な職位にあると判断される。一方公務員の義務として、国家公務員法で規定された服務規程(義務)では、国民全体の奉仕者として,公共の利益のために勤務し、且つ、職務の遂行に当っては、全力を挙げてこれに専念しなければならない」とする職務専念の義務を負う。つまり、今回の諸田氏の所業は、国民全体の奉仕者として公共の利益を尊重したものでなく、私利だけを追求したものと判断されるのである。
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第九十九条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
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静岡県議の問責案提出へ 県議会、マスク大量出品【静岡新聞NEWS】
(2020/3/17 07:43)
焼津市選出の諸田洋之県議(無所属)が新型コロナウイルス感染拡大でマスクが品薄状態の中、インターネットオークションに大量のマスクを出品していた問題で、県議会各会派は16日、諸田氏に対する問責決議案を18日の県議会2月定例会最終本会議に提出する方針で一致した。静岡県議会事務局によると、県議に対する問責決議案の提出は県政史上初という。
静岡県議会は、諸田氏の行為に法的な責任は認められず辞職勧告は見送るものの、議員の立場での道義的な責任や、議会の品位を損ねた影響を重視し、問責決議案の提出が必要と判断したとみられる。
諸田氏は記者会見で、2月4日から3月6日までの間に医療用マスク2千枚セットなどを89回にわたって出品し、計888万円を売り上げたと説明。道義的な責任を認めて謝罪した上で「市民目線の議員として県民の負託に応えたい」と述べ、議員辞職については否定した。
以上