私の思いと技術的覚え書き

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新幹線・小倉駅でホームと列車に挟まれ死亡

2021-10-04 | 事故と事件
新幹線・小倉駅でホームと列車に挟まれ死亡
 昨日(10/3)、新幹線小倉駅で、男性(年齢等現在不明)がホームと列車の間に挟まれて死亡したという。
 この記事を見たとき、自殺なのかと思えたが、どうも違うらいし。そもそも、事故を発見したのは、対向車線から同駅に進入した別の車両の運転手だというのだ。

 駅の防犯カメラによると、当該男性は対向のホームに居たが、同ホームから線路に飛び降り反対側のホームによじ登ろうとしていた際、同ホームに停車中の車両が発車し挟まれたと伺える。新幹線の運転席は高く、前方至近の下方は死角になるので、発車した運転手には、当該男性に気付かなかったのも無理はないだろう。同じく運転席が高い大型トラックなどは、前方至近の下方の死角をカバーするために、アンダーミラーが付いているが、新幹線に通常その様な事故がそうていされる訳もなく、まさか発車直前に目の前に線路上に人が存在するとは想定できないは無理ないことだろう。

 しかし、死亡した男性は、どうして跨線橋を通らないで、線路に降りて反対側のホームに移動しようとしたのだろうか。何らかの理由で、急遽、意志を変え、当初の目的地と反対側へ向かうことを決意し、発車近い反対ホームに移ろうと常軌を逸した行動に出たとしか思えない。

 同事故で、当該駅を中心に約2時間の間新幹線は止まり、折り返し運転などを強いられたと報じている。もしかするとだが、男性の遺族などに、jR西日本は、休業損害(おそらく千万単位)を請求するかもしれない。

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山陽新幹線 小倉駅ホームで男性はさまれ死亡 一時運転見合わせ
10/4(月) 0:30配信 毎日新聞
 3日午後10時5分ごろ、北九州市小倉北区のJR小倉駅で、鹿児島中央発広島行きの新幹線「さくら408号」(8両編成)の車両とホームに男性がはさまれる事故があった。約40分後に救助されたが、福岡県警によると間もなく死亡した。

 JR西日本によると、別の車両の運転士が、列車にはさまれている男性を見つけた。県警によると、駅の防犯カメラには、男性が別のホームから線路内に入り、車両の前を横切る様子が写っていた。新幹線が止まっているホームによじ登ろうとした時に車両が出発して事故が起きたとみられる。事故の影響で、山陽新幹線は上りで博多(福岡市博多区)―小倉間、下りで新岩国(山口県岩国市)―小倉間の運転を一時見合わせ、約2時間後に再開した。


 小倉駅の改札口では、運行再開の見通しを尋ねる利用客の姿があった。大分県内での仕事を終え福岡市内に帰る男性(56)は「博多行き特急の最終に乗り換えた方がいいのかどうか」と戸惑った様子。京都市内に出かけていた夫と子どもを迎えに来た北九州市八幡西区の女性(43)は「山口県下関市付近で足止めされていて『車内アナウンスで運転再開が午前0時になる』と連絡があった。遅くなりそう」と話した。【青木絵美、浅野翔太郎、山口桂子】


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