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首都高・リチウムイオン電池200kg積載のトラックから出火

2021-07-26 | 事故と事件
首都高・リチウムイオン電池200kg積載のトラックから出火
 7/24午前、首都高速箱崎PAで荷台にリチウムイオン電池200kgを積載のトラックから、電池から出火したと通報があったとの報を書き留めたい。

 リチウムイオン電池には、日本製品でもことに初期のPCバッテリーなどから出火するリコールが結構あった。また、現在EV車では大量のリチウムイオン電池が使用されているが、Youtube動画では、中国製のバスなどの火災事例を見ることもある。

 今回の火災を生じたリチウムイオンが、パック化された製品なのか、それ以前のモジュールとしての半製品なのか判らないが、中国製品の可能性が高い様にも想像される。


備考
 ある電気、電子製品を詳しく分解して開設しているWebサイトがあるが、現在はドリルやインパクトレンチなど、従来は空圧かAC100V駆動がほとんどだったが、近年は気軽に持ち歩けるバッテリーパック式のものが非常に多くなっている。例えば、マキタの電動インパクトドライバーの場合、電池パックの定格電圧は18Vだが、内部は12本のリチウムイオンモジュールが直列接続されている。こうした場合、純正の電池パックは結構高価なため、非純正の中華製の電池パックが安く販売されている。ただし、分解して観察してみると、純正は、電池モジュール単品総ての電圧と温度をモニタリングする機能が付いているが、非純正では総体としての一カ所の電圧と温度のモニタリングだけで済まされていると云うこともある様だ。

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首都高でトラック炎上 大量のリチウム電池積載
7/24(土) 18:31配信 フジテレビ系(FNN)
 大量にリチウム電池を積んだトラックが炎上した。

 24日午前、東京・中央区の首都高速6号向島線 箱崎パーキングエリアで、「電池が燃えた」と、2トントラックを運転していた男性から、110番通報があった。

 警察によると、男性が首都高速を走行中に煙が見えたため、パーキングエリアに停車したところ、トラックが炎上したという。

 男性運転手に、けがはなかった。

 トラックには、200kgのリチウム電池が積まれていて、警察は、火災の原因を調べている。


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