私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

映画レビュー 男と女(2015年5月20日再レビュー)

2020-01-23 | 論評、書評、映画評など
 映画・フォードvsフェラーリには感心向きますが、DVD発売まで待ちたいなと思っている。それにしても、GT40の魅力は、この映画の1シーンで再燃しまくるのだ。
---------------------------------------------------------------------------------
映画レビュー 男と女(2015年5月20日再レビュー) ·
 日頃見向きもしないラブロマンス映画ですが、これはクルマ好きにとって忘れることのできない作品の一つと感じています。

 この映画までほぼ無名だった監督のクロード・ルルーシュは解説版の中で云っています。この映画ストーリーはすべてクルマをドライブしながら考えたのだと。相当のカーキチだったと思いますし、そのことは映画の中でも、クルマに対する思い入れが伝わって来ます。

 その一つのシーンがテストコースでフォードGT40がピットからコースインして速度を上げていくところです。GT40のドアを閉めると、突然エンジン音がだけが響き渡るシーンとなります。チューンされたハイカム+キャブレター故のことでしょう。低速で不安定にバラ付くエンジン音が、回転速度が上がるに従ってクォーンという澄んだ音に変わります。そして、右ハンドル、右シフトレバーで次々とシフトアップ、速度を上げます。最期は手放しでバンクを旋回して車両の安定性を確認しています。

 この映画、音楽でも有名です。あの、シャバダバダ・・・というフランシス・レイの名曲で、大概の方が何処かで聞いている曲の一つでしょう。

Youtube GT40(映画・男と女の1シーン)
https://www.youtube.com/watch?v=yKn2IFdTQv
U

※しかし、このバンク付きのテストコースだが、たぶん仏国内だと思うが、カーメーカーかはたまたミシュラン辺りのタイヤメーカーのものか? それにしてもバンク最上部にガードレールもないとは・・・。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。