私の思いと技術的覚え書き

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ある損保損害調者(アジャスター)からのメール

2021-10-04 | 問題提起
ある損保損害調者(アジャスター)からのメール
 これは、今から14年前に、私の所属する損保でない他社アジャスターから頂戴したメールとして、披露するものだが、如何に損保の調査員も組合組織としての形骸化を嘆いていることが文面から判る内容かと判るものだ。

 なお、文面中に業界用語が幾つか使われているが、次の様に読み取って欲しい。

・アウトサイドアジャスター:通常の修理工場などを訪問して調査活動を行うアジャスター(調査員)

・集中センター:画像処理(工場から損傷画像をコグニビジョンなどの専用通信システムで受付別途の見積と合わせ打ち合わせを行う)を専門とする部署

・内勤アジャスター:これは上記集中センター含め外に出ないで活動するアジャスター

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**様 2007/12/17

 私も現在の組合には関心もありませんし、期待もしていません。

 組合の必要性は理解しますが、執行部が組合員の方でなく会社の方を見ている現状では果たして本当に守ってくれるのか?大いに疑問です。

 以前、次のようなことがありました。確か2004年度だったと思います。集中センター所属内勤アジャスターの給与体系をアウトサイドアジャスターと同一テーブルを使い支給したいと会社より申し入れがあったときです。我々はそのとき業務基本給Ⅱというテーブルで支給されており、アウトサイドアジャスターとは別に評価され給与を決められていました。

 目的はおそらく集中センターアジャスターの給与を下げることにあったと思われます。
 評価だけでは大きく下げることはできないので、アウトサイドアジャスターと同じ給与体系に無理やりはめ込み、車両・物確それぞれポイント付与0.5にし業績給を下げることで給与が下がるように図ってきたものと思われます。

 そのときの執行部はあろうことか会社の提案を受け検証まで行いました。集中センター所属内勤アジャスターが何故業務基本給Ⅱによる支給になったかの経緯(業務内容や業務量が違うので同一テーブルには出来ないという結論に達し別テーブルとなった)を考えれば、会社の提案など根本からおかしい訳で、本来なら門前払いで話し合う必要もなかったと思われます。

 そして当時の執行部はさらに暴挙に出ました。給与体系の変更は大会決議が必要なので3月の大会に議案が出され審議することになりましたが、執行部はなんとその前に我々を説得にかかったのです。我々が反対すると、今度は会社と大会決議前に内々に給与体系変更について合意するという暴挙に出ました。我々は大会の1ヶ月位前の2月7日に所長と部長に別室に呼ばれ、「今組合と合意したから次年度より給与体系を変更する」と通告されました。内々に合意したことについて執行部は否定していましたが、合意しなければ会社が通告してくる訳ありませんから合意はあったと思われます。おそらく大会まで待っていると翌年度に間に合わなくなるので、会社側が事前に合意を求めてきたのに応じたのではないかと推測します。

 そして大会では東京区会反対のみで執行部の提案どおり可決され、会社の思惑どおり給与体系は変更されました。以後給与は下がり続け現状に至っています。

 執行部は全員アウトサイドアジャスターで構成されているので、光が丘事務所所属の内勤アジャスターの業務をどこまで理解しているか疑問です?おそらく正確に把握はしていないでしょうし、問題点を把握しようとしているとも思われません。同じ事務所でも自動車事故サービスセンターと浦安サービスセンターでは全く業務内容が違います。そんなところを組合に訴えたところで何の意味もないのでやりませんが・・・。

 まるで会社に加担しているような組合、このような組合に何が期待できるのでしょうか?昨今の情宣紙を見ても会社の言いなりになっているとしか思えませんし、組合費も高いです!いろいろ不満も多いですが、だからといって組合を脱退するというのはリスクが高く勇気がありません。以上、私の現在の組合に対する所感を書かせていただきました。

 長々とすいませんでした

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