沼津市の国道414号線を北上し、JR東海道線ガード下を通り抜ける通称「三ツ目ガード」ですが、なかなか大型車にとっては難関の場所です。10数年前まで、ここはガード高さが3.5m程度しかなく、背高車が良く引っ掛かり、にっちもさっちも行かなくなりレッカー作業を依頼し、大渋滞することが度々繰り返されて来たのです。それが、10数年前に道路路盤を掘り下げガード高さをなんとか3.8mに改修し引っ掛かることはなくなりましたが、北上する場合はガード手前のカーブが結構キツく、おまけにガード幅員が3m程と狭いため、カーブ内側をひっ擦すったり、外側をガード中央柱に当てる大型車が結構いるのです。これも、その度に立ち往生して大渋滞です。
つまり、ホイールベースの長い大型車では、予め速度を低速にして対向車が来ないのを見透かして、ややセンターラインオーバーしつつ大廻りして、ガード侵入時は車体とガードを平行に整列させないと通れない訳ですが、始めて通る運転手は間抜けにやっちゃうんです。
それと、大雨や集中豪雨の際のここは要注意です。ガードの北側は一方的な登りで台地になっていますから、大量の流水がガード部に集中して流れ込みます。排水ポンプも付属(路盤掘り下げ時に能力アップしてます)しますが、急激な流水に間に合わず、水深1m程度に一気になる場合があるから注意が必要です。水深1mとなると、乗用車は当然ですが、大型系でもエアインテークが前方下部にある様な車両では、エンストしてしまいます。(勢い付けて入ればエンジン内部損壊を起こします。)
昔々、あるレッカー屋さんから聞いた三ツ目ガード立ち往生の救援作にはちょっと笑えます。パネルバンなど、強く天井に食い込んでいますから、そのままレッカー車で後方に牽引しても出ません。後輪タイヤのエアを抜きたい訳ですが、ガード幅が狭すぎて人がまともに入れません。そこで登場するのが、酸素バーナー(酸素切断用のトーチが長いものが良い)です。これで、非救援車のタイヤ脇に潜り込み、トーチを持つ手を伸ばし、タイヤサイドウィールを局部過熱し穴を開けるのだそうです。これで20cmくらい車高を落とし、そこからレッカー車での引き出し作業を行うとのこと。
つまり、ホイールベースの長い大型車では、予め速度を低速にして対向車が来ないのを見透かして、ややセンターラインオーバーしつつ大廻りして、ガード侵入時は車体とガードを平行に整列させないと通れない訳ですが、始めて通る運転手は間抜けにやっちゃうんです。
それと、大雨や集中豪雨の際のここは要注意です。ガードの北側は一方的な登りで台地になっていますから、大量の流水がガード部に集中して流れ込みます。排水ポンプも付属(路盤掘り下げ時に能力アップしてます)しますが、急激な流水に間に合わず、水深1m程度に一気になる場合があるから注意が必要です。水深1mとなると、乗用車は当然ですが、大型系でもエアインテークが前方下部にある様な車両では、エンストしてしまいます。(勢い付けて入ればエンジン内部損壊を起こします。)
昔々、あるレッカー屋さんから聞いた三ツ目ガード立ち往生の救援作にはちょっと笑えます。パネルバンなど、強く天井に食い込んでいますから、そのままレッカー車で後方に牽引しても出ません。後輪タイヤのエアを抜きたい訳ですが、ガード幅が狭すぎて人がまともに入れません。そこで登場するのが、酸素バーナー(酸素切断用のトーチが長いものが良い)です。これで、非救援車のタイヤ脇に潜り込み、トーチを持つ手を伸ばし、タイヤサイドウィールを局部過熱し穴を開けるのだそうです。これで20cmくらい車高を落とし、そこからレッカー車での引き出し作業を行うとのこと。