近日の事故(7/19)
これは近日知る交通事故の記憶を書き留めるものだ。
7/19、この日も天気は雨が強めに降ったり止んだりと不安定な陽気だったPM3半頃のこと、自宅二階で横になり本を読んでいたところだった。その雨がそこそこ降っている中、ちょっと鈍い「ゴォー」という音(おそらく1秒以下だろう)につづき「ドサーン」という音が聞こえた。またあそこで事故だなと、立ち上がって窓から覗くとやはりそうだった。この十字交差路だが、一方に一時停止の規制ありという形態なのだがとにかく事故が多い。記憶にあるだけでも、この10年で5回程度はあったと認識している。当然、この交差路事故をすべて知る訳ではないだろうから、実数はこの倍あるかもしれぬかしれない。
事故は、雨の中で1台が白いプリウス30で、もう1台が黒いSUVだが車名までは判らないが、デングリ替えって(転覆)している。交差点の出合い頭事故だろうとは判るが、どちらがどの方向から来てという状況は判然としなかった。過去の事故では、深夜などで見に行ったことは幾つかあるが、その日は雨も降っており家から出ることはなかった。次の日朝、やはり昨日の事故は、どういう事故だったのか気になり、数十m先の事故現場を確認してきた。ひっくり返ったSUVは、交差点角の店舗ガラスを打ち壊していることは判っていたが、しばらく休業せねばなるまいという状態だ。(添付写真1,2,3,4)
こういうのは、双方車両の損傷状態を前提に停止位置を見れば、おのずと判断できてしまうが、既に損傷車は片付けられ損傷状態は判らぬが、警察の検分のチョークの印で補える。しばらく見回り、南から北への優先道路側がプリウスだと判断した。そして、東から西への一時停止から出たのが黒いSUVであることが察しが付いた。なお、SUVは右方向、つまり北方向へハンドルを切って、センターラインを越え、斜めになったところで、プリウスが右転蛇と急制動で回避しようとしたことが判る。このハンドル操作は、昨夜の写真で事故後、5-10分ほどで写した写真で判る。
この警察の検分の痕跡を見ると、プリウス側の交差路手前5-6mに印があるが、ここが危険を感じて急制動した位置と思える。黒いSUVはおそらく、ひっくり返って事故を認知したという状態だろう。
しかし、この出合い頭衝突での双方車両の進行方向の変移は結構凄いもので、水平面上で変移角のおおよそを示せば、白プリウス150°、黒SUV130°偏心だが、横方向にもロールオーバーして180°偏心している。白プリウスの偏心も、おそらく回転半径2m程度で150°も偏心していることに驚く。黒SUVの方も大きく偏心しているがロールオーバーする中で、偏心も大きくなっている様にも想像できる。しかし、この程度の事故でほぼ水平面の道路で転覆するのかと思うが、そこがSUVの一つ弱点が現れていると思える。つまり、セダンに比べ重心位置が10-15cm程度は高いことにある。
この様な事故を二次元衝突とも云うが、双方速度差、衝突場所などにより、事故による偏心力が生じる。今回事故が、それぞれ速度何キロなのかは判らないが、そんなに高速ではないだろう。しかし、衝突後停止するまで僅か3、4mほど進む中で、最小回転半径よりよほど小さい回転半径で運動するのだから、腰高SUVは転倒して、プリウスセダンは非転倒という結果となったのではないだろうか。あくまで想像ではあるが。
ところで、この交差路だが、事故が多いことは冒頭に記しているが、いわゆる見通しの悪い交差路で一時停止側の確認不足と考えられる事故が多い。ここで、一時停止をしっかりしていないというより、停止したとして、カーブミラーがあり、左右は見える様にはなされているが、ミラーだけの確認でいきなり入っては今回の様な事故が起きる。
こういう交差路への進入は、直進および右左折の状況があり得るが、多段階進入を意識しなければならないだろう。すなわち、一時停止後、停止線でまず、カーブミラーで左右を確認するが、そこでOKならまず交差路へゆっくり0.5mほど進み停止、左右を再確認するが、特に右方向からの車、自転車、歩行者に注意する。ここで、OKならさらにゆっくり進んで、再度左右確認と、少なくとも一時停止標識での停止を入れ、少なくとも3回ほどの停止をして加速する。こういう進入の仕方をすれば、優先道路側でもよほど漫然運転していない限り、回避したりホーンで警告したりできる余地が生まれるだろう。
今回の事故ではSUV側は停止線での一時停止はしたのかもしれぬが、ここでのカーブミラーだけの確認だと、この日の雨足の強い日など、カーブミラー自体がおよそあてにならぬと感じる。
面白半分で、今回事故の双方車両の一連の動静を作図してみた。(添付5)
#また事故の交差点 #SUVは転がり易い
これは近日知る交通事故の記憶を書き留めるものだ。
7/19、この日も天気は雨が強めに降ったり止んだりと不安定な陽気だったPM3半頃のこと、自宅二階で横になり本を読んでいたところだった。その雨がそこそこ降っている中、ちょっと鈍い「ゴォー」という音(おそらく1秒以下だろう)につづき「ドサーン」という音が聞こえた。またあそこで事故だなと、立ち上がって窓から覗くとやはりそうだった。この十字交差路だが、一方に一時停止の規制ありという形態なのだがとにかく事故が多い。記憶にあるだけでも、この10年で5回程度はあったと認識している。当然、この交差路事故をすべて知る訳ではないだろうから、実数はこの倍あるかもしれぬかしれない。
事故は、雨の中で1台が白いプリウス30で、もう1台が黒いSUVだが車名までは判らないが、デングリ替えって(転覆)している。交差点の出合い頭事故だろうとは判るが、どちらがどの方向から来てという状況は判然としなかった。過去の事故では、深夜などで見に行ったことは幾つかあるが、その日は雨も降っており家から出ることはなかった。次の日朝、やはり昨日の事故は、どういう事故だったのか気になり、数十m先の事故現場を確認してきた。ひっくり返ったSUVは、交差点角の店舗ガラスを打ち壊していることは判っていたが、しばらく休業せねばなるまいという状態だ。(添付写真1,2,3,4)
こういうのは、双方車両の損傷状態を前提に停止位置を見れば、おのずと判断できてしまうが、既に損傷車は片付けられ損傷状態は判らぬが、警察の検分のチョークの印で補える。しばらく見回り、南から北への優先道路側がプリウスだと判断した。そして、東から西への一時停止から出たのが黒いSUVであることが察しが付いた。なお、SUVは右方向、つまり北方向へハンドルを切って、センターラインを越え、斜めになったところで、プリウスが右転蛇と急制動で回避しようとしたことが判る。このハンドル操作は、昨夜の写真で事故後、5-10分ほどで写した写真で判る。
この警察の検分の痕跡を見ると、プリウス側の交差路手前5-6mに印があるが、ここが危険を感じて急制動した位置と思える。黒いSUVはおそらく、ひっくり返って事故を認知したという状態だろう。
しかし、この出合い頭衝突での双方車両の進行方向の変移は結構凄いもので、水平面上で変移角のおおよそを示せば、白プリウス150°、黒SUV130°偏心だが、横方向にもロールオーバーして180°偏心している。白プリウスの偏心も、おそらく回転半径2m程度で150°も偏心していることに驚く。黒SUVの方も大きく偏心しているがロールオーバーする中で、偏心も大きくなっている様にも想像できる。しかし、この程度の事故でほぼ水平面の道路で転覆するのかと思うが、そこがSUVの一つ弱点が現れていると思える。つまり、セダンに比べ重心位置が10-15cm程度は高いことにある。
この様な事故を二次元衝突とも云うが、双方速度差、衝突場所などにより、事故による偏心力が生じる。今回事故が、それぞれ速度何キロなのかは判らないが、そんなに高速ではないだろう。しかし、衝突後停止するまで僅か3、4mほど進む中で、最小回転半径よりよほど小さい回転半径で運動するのだから、腰高SUVは転倒して、プリウスセダンは非転倒という結果となったのではないだろうか。あくまで想像ではあるが。
ところで、この交差路だが、事故が多いことは冒頭に記しているが、いわゆる見通しの悪い交差路で一時停止側の確認不足と考えられる事故が多い。ここで、一時停止をしっかりしていないというより、停止したとして、カーブミラーがあり、左右は見える様にはなされているが、ミラーだけの確認でいきなり入っては今回の様な事故が起きる。
こういう交差路への進入は、直進および右左折の状況があり得るが、多段階進入を意識しなければならないだろう。すなわち、一時停止後、停止線でまず、カーブミラーで左右を確認するが、そこでOKならまず交差路へゆっくり0.5mほど進み停止、左右を再確認するが、特に右方向からの車、自転車、歩行者に注意する。ここで、OKならさらにゆっくり進んで、再度左右確認と、少なくとも一時停止標識での停止を入れ、少なくとも3回ほどの停止をして加速する。こういう進入の仕方をすれば、優先道路側でもよほど漫然運転していない限り、回避したりホーンで警告したりできる余地が生まれるだろう。
今回の事故ではSUV側は停止線での一時停止はしたのかもしれぬが、ここでのカーブミラーだけの確認だと、この日の雨足の強い日など、カーブミラー自体がおよそあてにならぬと感じる。
面白半分で、今回事故の双方車両の一連の動静を作図してみた。(添付5)
#また事故の交差点 #SUVは転がり易い