最近Youtubeで発見した「富士に誓ふ 少年戦車兵訓練の記録」という動画だが、この跡地には現在は若獅子神社というのが建立され、陸軍少年戦車兵学校跡と共に残されており、拙人も探訪し往時の様子似思いを馳せた思いがある。(下記ブログリンク参照)
その陸軍少年戦車兵学校の現実の訓練風景などを記録したのが、今回発見した動画であり興味深く眺めた。
しかし、先の大戦でも、それから70年を経た現在でも、自国防衛に自国で戦車を作れる国というのは、おそらく10に満たないのだろう。自国で作れない国は、他国から型遅れを輸入したり、多くの主要パーツを調達して組み立てている国がほとんどだろう。その様な意味では、先の大戦では、戦車はティーゲル戦車など高性能戦車を多く生み出したドイツの工業力には我が国は及ばなかったものの、それでも自前で戦車を作る国であったと云うことだ。しかも、主砲とか防弾装甲は貧弱なるものの、我が国の戦車は当時既にディーゼルエンジンを装備していたというところは先進性があったと感じるところだ。あのドイツのティーゲル重戦車などでさえ、排気量3万ccとかの大排気量ガソリンであり、レシプロ航空機エンジン同様に単室排気量がガソリンエンジン(オットーサイクル)の限界に近く、ハイオクタンガソリンの使用を要求したであろうし、ガソリンエンジンならではは急速燃焼を生かした高回転エンジンは望み得るハズもなく、ただ熱効率の悪化による燃費性能の悪化、すなわち現在のEVと同様に航続距離の短さがウィークポイントとなっていただろうと思う。
しかし、陸軍少年戦車兵学校の現役のころは、内地を防衛すると云うより、外地の侵攻というのが主任務だったのだが、現在は祖国防衛が主任務だが、今やドイツのレオパルド2が設計から30年近くを経て旧式化しているのに対し、10式戦車など適時バーションアップを繰り返しつつ、世界最高性能を生み出しているのは我が国の戦車技術だろうと思う。この点では、航空戦闘機が何かと米国の覇権を脅かすとして開発を邪魔されたりして進化を妨げられている現状からは、内地での防衛に特化した我が国の戦車技術は世界最高に至っているのだと思える。
Youtube 富士に誓ふ 少年戦車兵訓練の記録(58分)
https://www.youtube.com/watch?v=z19K2WqGqk8
旧陸軍少年戦車兵学校の記憶 2018-07-14
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/75439db939dbf1bb5104852089458202
その陸軍少年戦車兵学校の現実の訓練風景などを記録したのが、今回発見した動画であり興味深く眺めた。
しかし、先の大戦でも、それから70年を経た現在でも、自国防衛に自国で戦車を作れる国というのは、おそらく10に満たないのだろう。自国で作れない国は、他国から型遅れを輸入したり、多くの主要パーツを調達して組み立てている国がほとんどだろう。その様な意味では、先の大戦では、戦車はティーゲル戦車など高性能戦車を多く生み出したドイツの工業力には我が国は及ばなかったものの、それでも自前で戦車を作る国であったと云うことだ。しかも、主砲とか防弾装甲は貧弱なるものの、我が国の戦車は当時既にディーゼルエンジンを装備していたというところは先進性があったと感じるところだ。あのドイツのティーゲル重戦車などでさえ、排気量3万ccとかの大排気量ガソリンであり、レシプロ航空機エンジン同様に単室排気量がガソリンエンジン(オットーサイクル)の限界に近く、ハイオクタンガソリンの使用を要求したであろうし、ガソリンエンジンならではは急速燃焼を生かした高回転エンジンは望み得るハズもなく、ただ熱効率の悪化による燃費性能の悪化、すなわち現在のEVと同様に航続距離の短さがウィークポイントとなっていただろうと思う。
しかし、陸軍少年戦車兵学校の現役のころは、内地を防衛すると云うより、外地の侵攻というのが主任務だったのだが、現在は祖国防衛が主任務だが、今やドイツのレオパルド2が設計から30年近くを経て旧式化しているのに対し、10式戦車など適時バーションアップを繰り返しつつ、世界最高性能を生み出しているのは我が国の戦車技術だろうと思う。この点では、航空戦闘機が何かと米国の覇権を脅かすとして開発を邪魔されたりして進化を妨げられている現状からは、内地での防衛に特化した我が国の戦車技術は世界最高に至っているのだと思える。
Youtube 富士に誓ふ 少年戦車兵訓練の記録(58分)
https://www.youtube.com/watch?v=z19K2WqGqk8
旧陸軍少年戦車兵学校の記憶 2018-07-14
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/75439db939dbf1bb5104852089458202