個人的には東池袋暴走事故より、ことの成り行きを注目していた、元特捜検事弁護士の、東京都港区白金事故(2018/2/28)が地裁での一審は判決を言い渡し終了した。
罪名としては「業務上過失致死傷罪」となるのだろうが、最高刑は5年だが、判決の言い渡しは禁固3年、執行猶予5年というものだ。なお、同事件の注目については、被告が元特捜部長という要職であったことや現在は弁護士という社会的に高位にあるとされる人物であること。自分はアクセルは踏んでいない、ブレーキを踏んでいたんであって、車両の欠陥を強く主張し、元国交相のリコール審査の業にあった人物までを証人として出廷させていること。などから、余程ねじ曲がった判決の言い渡しが出る可能性を危惧していたのだが、まあ執行猶予付き判決に留めたというところで、原告および被告とも上告はせず、このまま確定するのではないかと想像する。
なお、今後判決が言い渡されることになる東池袋暴走では、単なる「業務上過失致死傷罪」で執行猶予付きだと、原告は到底納得できないだろう。「危険運転致死傷罪」の適用がなされるのかどうかが、大きな注目点だが、猶予付き判決で終わる可能性も否定できない。
池袋暴走の1年前にも上級国民暴走事故があった
2020-06-24 | 事故と事件
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/6fdb97bdb42863334c385a1c05784b56
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死亡事故の元特捜部長に有罪 「アクセル踏み込み暴走」と認定
2/15(月) 13:35配信 共同通信
東京地裁
東京都港区で車を暴走させ男性をはねて死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反の罪に問われた元東京地検特捜部長の弁護士石川達紘被告(81)に、東京地裁は15日、禁錮3年、執行猶予5年(求刑禁錮3年)の判決を言い渡した。暴走の原因について「誤ってアクセルペダルを踏み込んだため」と認定した。
弁護側は、車の不具合が原因だと無罪を主張していたが、三上潤裁判長は「事故後の車両検査で、暴走につながる可能性のある異常は認められなかった」と指摘。ペダルを踏み続けたのは「重大な過失」と述べた。一方で遺族と示談も成立しているため、刑の執行を猶予した。
罪名としては「業務上過失致死傷罪」となるのだろうが、最高刑は5年だが、判決の言い渡しは禁固3年、執行猶予5年というものだ。なお、同事件の注目については、被告が元特捜部長という要職であったことや現在は弁護士という社会的に高位にあるとされる人物であること。自分はアクセルは踏んでいない、ブレーキを踏んでいたんであって、車両の欠陥を強く主張し、元国交相のリコール審査の業にあった人物までを証人として出廷させていること。などから、余程ねじ曲がった判決の言い渡しが出る可能性を危惧していたのだが、まあ執行猶予付き判決に留めたというところで、原告および被告とも上告はせず、このまま確定するのではないかと想像する。
なお、今後判決が言い渡されることになる東池袋暴走では、単なる「業務上過失致死傷罪」で執行猶予付きだと、原告は到底納得できないだろう。「危険運転致死傷罪」の適用がなされるのかどうかが、大きな注目点だが、猶予付き判決で終わる可能性も否定できない。
池袋暴走の1年前にも上級国民暴走事故があった
2020-06-24 | 事故と事件
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/6fdb97bdb42863334c385a1c05784b56
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死亡事故の元特捜部長に有罪 「アクセル踏み込み暴走」と認定
2/15(月) 13:35配信 共同通信
東京地裁
東京都港区で車を暴走させ男性をはねて死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反の罪に問われた元東京地検特捜部長の弁護士石川達紘被告(81)に、東京地裁は15日、禁錮3年、執行猶予5年(求刑禁錮3年)の判決を言い渡した。暴走の原因について「誤ってアクセルペダルを踏み込んだため」と認定した。
弁護側は、車の不具合が原因だと無罪を主張していたが、三上潤裁判長は「事故後の車両検査で、暴走につながる可能性のある異常は認められなかった」と指摘。ペダルを踏み続けたのは「重大な過失」と述べた。一方で遺族と示談も成立しているため、刑の執行を猶予した。