私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

GWであるが・・・

2011-05-02 | コラム

 GWが始まっていますが、未曾有の震災と、とんでもない原発事故により、かつてない影響を全国に与えているものと像蔵されます。
 震災および原発事故直後から、産業界に与えた影響は極めて大きく、例えば車両用ECUに使用されるMPUなどの欠品から、国内大手自動車メーカーのラインが止まるもしくは稼働率を落とさざるを得ない状態が続いていると報じられています。
観光地のホテル・旅館など宿泊業もキャンセルの多発など、酷い状態と伝えられていますが、このGWである程度挽回できれば良いのですが・・・。

追記
 過日、内閣官房参与の小佐古氏が自発的な辞任を行ったと報じられました。この小佐古氏は学者で、内閣に対し適切な助言を行うものとして任命された訳です。その小佐古氏の「辞任にあたって」という手記が、ネットで公開されていますが、同氏の強い無念の思いが伝わるものと思います。
 この無念の思いに一つを記します。汚染地の学校敷地で年間被曝量20mSvと決められ、それ以内なら従来同様の通常の活動しても問題はないとされたが、同氏はその対象者が子供を中心としているだけに甚だ疑問となる数値であると記しています。さらに同氏は、年間20mSvという数値を超える例は、全国の原発の従事者8万人余の中でも極めて高い値なのだと記しています。そして、このことは国際的にも個人としてのヒューマニズムからも、到底受け入れがたいものであるとしています。

内閣官房参与を辞任した小佐古氏の辞意表明全文




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