稲わらスリップで火災？

　今日知る報道で、仙台で乗用車が全焼する火災があったが、その理由として台風で冠水した路上に残っていた稲わらでタイヤが空転して火災に至ったと記してあり、初めて聞くない様なので書き留めておきたい。

　報道によれば、路上に残った稲わらに乗り上げ立ち往生し、バックしようとアクセルを踏んでいたところ摩擦熱でエンジンルーム下辺りから火が出たと述べているという。ということはＦＦ乗用車なのだろうが、この７５才の男性だが、そうとうにクルマの知識というか扱いに疎い方だと思わざるを得ない。普通、タイヤが空転しているのを察知すれば、そのままアクセルを踏み続けるアホはいないのであって、クルマを前後に動かし揺すったり、どうしてもダメなら、タイヤと進行方向に板でも見つけて来てクサビ状に差し込んで試みるとかするだろうにとしか思えないのだが・・・。

　なお、そもそも空転は稲わらの抵抗もあったにせよ、出火するまでの加熱はタイヤと路面の擦過による昇温が稲わらに燃え移ったと想像するが・・・。

※以下記事
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タイヤ空転し摩擦で出火か　台風で路面にわら、車全焼
10/14(月) 0:24配信共同通信
　13日午後7時55分ごろ、仙台市宮城野区田子富里の市道で、乗用車1台が全焼する火災があった。仙台東署によると、同市の会社役員の男性（75）が台風19号で冠水した路上に残った稲わらに乗り上げ立ち往生した。バックしようとアクセルを踏んでいたところ、タイヤが空転を繰り返し、摩擦熱で出火したとみられる。

　男性はレッカー車を呼んだが、到着までの間、発進を試みていた。約50分で鎮火し、男性にけがはなかった。男性は「エンジンルームの下辺りから火が出た」と話しているという。
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