世相が変わった(デモクラシーの減退)
休日を懐かしみ「昔は良かった」と呻くのは老人のたわ言だと云われる。そうは云いながらも、時代の変化で一見インターネットなど、従来得ようと金銭換算したら、膨大な情報が無料で見れたり、何処でも位置情報が知れたりと、科学文明というべきものは予想以上に変化した。ただし。AIと云われるものは、未だ予想以下で、おおよそ仕組まれたプログラム(アルゴリズム)通りしか働かない、単能機能のシロモノでしかないが・・・。
この老愚人にして思うに、この時代の変化で確実に悪い方向に変化しつつあるのが、デモクラシーの退化ではないだろうかと感じている。資本主義vs共産主義の時代、これは民主主義vs独裁主義と言い換えもできると思うが、一応自由民主資本主義が正解だったということになっている。しかし、自由民主をデモクラシーと呼び変えても良いと思うが、一見ネット言論などでは自由に発言している様でいて、様々な国家規制、大資本企業家や権力者の意向、そしてそこに忖度して世論を制御しようとするマスコミ、そして社会的風土に根付く村落自治意識に類似する自己規制だとか村社会の排他性というべき悪習は相変わらず残っている。
この一見自由が広がった様に見えて、様々な規制とか法令が厳しさを増していく気運に、デモクラシーの減退を感じているのは、この老人だけの気のせいではないようだ。ただ、そのことに気付かない者も多く、特に年齢階層で云えば若い平成生まれの方に多い様にも感じられる。
現在、憲法改正、敵基地宣戦攻撃、防衛費はGDPの2%まで拡張すべきなどの論が聞こえて来る。あの80年数年前のラジオが突然臨時ニュースとして報じた「大本営発令、帝国陸海軍はアメリカ英国と戦闘状態に入った」というニュースを国民はどのように聞いたのだろうか。
https://www2.nhk.or.jp/archives/shogenarchives/sp/movie.cgi?das_id=D0001400316_00000
ある者は、事前のマスコミのネジ巻きもあり、とうとうやってくれたかという喜びを表すものもいたが、辛抱ならずとうとうやってしまったかと、今後のなりゆきを杞憂する識者もいたと思う。結果はその通りで、役4年の戦争で、日本はボロボロに負け、戦後80年を経ても、真の独立国なのか疑わしい状態が続いているのだ。
以下の記事にあるマイナンバーカードも、既にマイナンバーは国民一人一人に割り当てられており、これをICカード化して、各種情報と紐付け(リンク)しようという、正に統治者が望む国家リソースの完全把握に向けて作戦は進行していることを感じる。数十年前、国民総背番号制は絶体反対と騒いだデモクラシーは、もう既に消失している様だ。
近い将来、TVやNetメディアが、「日本政府発表、臨終ニュースを報知します。日本国は、祖国亡命のための戦闘に入ったので、国民は十分心して備えてください」となりはせぬかと思うのは幻想に過ぎないのだろうか・・・。
#デモクラシーの減退 #国民総背番号制 #マイナンバー
休日を懐かしみ「昔は良かった」と呻くのは老人のたわ言だと云われる。そうは云いながらも、時代の変化で一見インターネットなど、従来得ようと金銭換算したら、膨大な情報が無料で見れたり、何処でも位置情報が知れたりと、科学文明というべきものは予想以上に変化した。ただし。AIと云われるものは、未だ予想以下で、おおよそ仕組まれたプログラム(アルゴリズム)通りしか働かない、単能機能のシロモノでしかないが・・・。
この老愚人にして思うに、この時代の変化で確実に悪い方向に変化しつつあるのが、デモクラシーの退化ではないだろうかと感じている。資本主義vs共産主義の時代、これは民主主義vs独裁主義と言い換えもできると思うが、一応自由民主資本主義が正解だったということになっている。しかし、自由民主をデモクラシーと呼び変えても良いと思うが、一見ネット言論などでは自由に発言している様でいて、様々な国家規制、大資本企業家や権力者の意向、そしてそこに忖度して世論を制御しようとするマスコミ、そして社会的風土に根付く村落自治意識に類似する自己規制だとか村社会の排他性というべき悪習は相変わらず残っている。
この一見自由が広がった様に見えて、様々な規制とか法令が厳しさを増していく気運に、デモクラシーの減退を感じているのは、この老人だけの気のせいではないようだ。ただ、そのことに気付かない者も多く、特に年齢階層で云えば若い平成生まれの方に多い様にも感じられる。
現在、憲法改正、敵基地宣戦攻撃、防衛費はGDPの2%まで拡張すべきなどの論が聞こえて来る。あの80年数年前のラジオが突然臨時ニュースとして報じた「大本営発令、帝国陸海軍はアメリカ英国と戦闘状態に入った」というニュースを国民はどのように聞いたのだろうか。
https://www2.nhk.or.jp/archives/shogenarchives/sp/movie.cgi?das_id=D0001400316_00000
ある者は、事前のマスコミのネジ巻きもあり、とうとうやってくれたかという喜びを表すものもいたが、辛抱ならずとうとうやってしまったかと、今後のなりゆきを杞憂する識者もいたと思う。結果はその通りで、役4年の戦争で、日本はボロボロに負け、戦後80年を経ても、真の独立国なのか疑わしい状態が続いているのだ。
以下の記事にあるマイナンバーカードも、既にマイナンバーは国民一人一人に割り当てられており、これをICカード化して、各種情報と紐付け(リンク)しようという、正に統治者が望む国家リソースの完全把握に向けて作戦は進行していることを感じる。数十年前、国民総背番号制は絶体反対と騒いだデモクラシーは、もう既に消失している様だ。
近い将来、TVやNetメディアが、「日本政府発表、臨終ニュースを報知します。日本国は、祖国亡命のための戦闘に入ったので、国民は十分心して備えてください」となりはせぬかと思うのは幻想に過ぎないのだろうか・・・。
#デモクラシーの減退 #国民総背番号制 #マイナンバー