私の思いと技術的覚え書き

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時代はロボットカーの方向へ(失われる駆け抜ける喜び)

2023-03-30 | コラム
時代はロボットカーの方向へ(失われる駆け抜ける喜び)
 時代はロボットカー(ADSV)の方向を目指しているのは確かなことで、既に2021年にはホンダレジェンドで、レベル3として、高速道などでの渋滞中とした限定自動運転が実用化っされ市販(サブスクのみ)されている。

 しかし、最終的なレベル5(すべての制限なし)は困難としても、レベル4は近未来に実用化なされるのだろう。
 この自動運転レベル4だが、すべての条件は網羅できないのだが、走行速度とかルートの制限下においては、運転を不要もしくは無人運転を可能とするところが、レベル3とは大きく異なるところだと思える。
 これにより、車両を所有しなくても、呼べば無人で家の前まで配車され、目的地までは運転席に座りつつ、基本自動運転+一部手動運転をして目的地に到着すると、無人のクルマは低速で勝手に車庫に帰っていく。

自動運転レベル5イメージ動画
https://www.zmp.co.jp/knowledge/ad_top/info/level5


 しかしなぁ、クルマ好きでステアする操舵と加減即するアクセルフィーリングを堪能しつつ、山岳ワインディングを路駆け抜ける喜びを知る者には、やれやれという思いも生じて来てしまうところだ。

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体感!世界初自動運転『レベル3』 まさにSF世界の乗り物、首都高の渋滞も楽々【けいざい百景】
2021年07月21日12時00分
 目的地をセットすると、車が自動で走り連れて行ってくれる―。そんな、どこかのSF映画で見たことがあるような「未来」の一端が感じられるような体験だった。ホンダが開発した自動運転システム「ホンダセンシングエリート」を搭載した高級車「レジェンド」。世界中の自動車メーカー、IT企業を巻き込んで自動運転の開発競争が激化する中、世界で初めて自動運転の「レベル3」が認定された市販車だ。「高速道路などの渋滞のみ」という限定的な条件の下ではあるが、運転手がハンドルを握らず、アクセルやブレーキペダルも踏まず、前を注視していなくても、車が自動で走ってくれる。思った以上に快適だ。以下、基本的に週末しか運転しない素人ドライバーによる試乗体験リポート。(時事通信経済部専任部長 川村豊;記者 平野壮生)
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自動運転レベル(Autonomous Driving level)の自動運転レベル4について
 自動運転レベル4では、特定のエリアにおいてシステムが周辺の環境を認識して走行を行います。そのため、ドライバーは運転操作から解放されます。

自動運転レベル4走行時にドライバーに求められること
 上記で説明したように、自動運転レベル4以上の状態では、自動運転機能が実行されている状態ではドライバーの運転操作は必要ありません。
 自動運転レベル3との違いは、自動運転レベル4では、限定された場所や条件ではシステムが運転を行うためドライバーはただ乗車していればよい状態になります。
 レベル3の状態ではシステムが自動運転走行を継続できない場合に、ドライバーへ運転移譲を求め、それを受けてドライバーが走行を引き継ぎする必要がないため、自動運転中の過ごし方に大きな違いが生まれてくると考えられます。

自動運転レベル4にはどのような特徴があるか?
 自動運転レベル4の機能の特徴として、自動運転レベル4ではシステムが完全に走行を行う特徴があります。
 これにより、運転者が完全に運転操作から解放される、いわゆる完全自動運転の機能が実現されます。

自動運転レベル4の活用方法については2つの活用が考えられます。
1.乗用車やトラックにおける自動運転レベル4機能活用
2.特定エリアにおける移動体への自動運転レベル4機能活用

1.乗用車やトラックにおける自動運転レベル4機能活用
 現在、自動運転レベル3の車両が高速道路などの限定エリアで実装され始めています。
自動車メーカーではこの機能をさらに高度化し、自動運転レベル4機能の搭載を目指すと考えられます。
一定の路線内や自動車専用道路、特定敷地内や低速走行地域など、限定された領域においては完全自動運転のレベル4を使えるようにし、それ以外のエリアについてはレベル3までの機能を組み合わせた形になっていくと思います。

これにより、特定走行エリアでは完全自動運転に走行を委ねて、車内で食事や読書、ネットサフィン等自由な時間を過ごしながら移動ができるようになります。

2019年上海モーターショーではアウディから「AI:ME」というコンセプトカーが発表され、この車両には対応するインフラが整備された特定エリアで「自動運転レベル4」の機能が搭載されるようです。
2.特定エリアにおける移動体への自動運転レベル4機能活用
 もう一つの自動運転レベル4搭載車両の活用方法として、あらかじめ限定されたエリアだけを走行するシャトルバスや輸送車両としてその技術を活用するケースです。例えば、ある地点Aからある地点Bまでを結ぶ経路を低速運転で走行するなどが想定されます。


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