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宮城 東北道バスへの追突事故

2023-05-17 | 事故と事件
宮城 東北道バスへの追突事故
 記事は簡略であり詳しいことは不明ながら、夜間の東北道で路肩に停車していた大型観光バス後方に、大型トラックがマトモに追突した事故の様だ。

 夜の高速道路路肩への停車というのは、追突車はわざわざその被突車のテールランプの誘われる様にハンドル操作が行われ追突する事故があり得ることが昔から知られている。つまり、長時間運転だとか、半居眠り状態で朦朧となったトラック運転者は、前方のテールランプへの追尾することでしか運転していないという実態を示しているのだろう。

 本件事故、何故現在のところ3名が死亡と報じられているが、何れも路肩停止の大型バス後方付近にいて事故に巻き込まれた様だ。本件の大型バスが夜間何故路肩に止まったのか理由は定かでないが、何らかの故障を生じて停止したと想像できる。そこで、バス後方への三角反射表示版とか発煙筒の準備をしている中で3名死傷が生じたのかもしれぬが、バス運転手が降車した乗客を何らバス側方の路外へ非常処置を促さないで、野放図にしていたといれば、バス運転手にあるまじきとんでもない運転手となろう。

 この事故、別メディアの報道では、バス乗客の40名程は全員バスの外に出ていたと報じている。まら、上空写真からの追突の様子を見ると、大型バス(12m長)に比べ追突したトラックは全長が短く、中型クラスの保冷バン車ではないかと判断できる。

 しかし、バス車内から搭乗者をバス車外に誘導することは止むなかったと思えるが、なるべくバスから離れさせ、少なくともバス後方とか前方至近に降車人員が居ることない様に誘導するのが、今回のバスは白ナンバーの自家用かもしれぬが、大型バス運転車として当然の勤めだろうと思える。



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東北道でバスにトラック追突、重体だった3人が死亡…車外ではねられる
読売 2023/05/17 04:44
 宮城県栗原市の東北自動車道下り線で5/16日夜、路肩付近に停止していた大型バスに大型トラックが追突し、男女3人が意識不明の重体となった事故で、県警高速隊は17日、この3人の死亡が確認されたと発表した。
 発表によると、3人は車外のバスの後方付近にいて、トラックにはねられた。トラックを運転していた男性も重傷を負った。バスには外国人ら約40人が乗っていたといい、県警は死傷者の身元の確認を急ぐとともに、事故原因を調べている。
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全員が停車中のバスから降り…トラックが追突、路上にいた男女3人はねられ死亡 東北道
日テレNEWS 5/17(水) 5:38配信
 バスに乗っていた全員が路上に降りていました。
 宮城県内の東北自動車道で16日夜、路肩に停車していたバスにトラックが追突する事故があり、バスから降りて路上にいた男女3人がはねられ死亡しました。
 警察と消防によりますと、16日午後8時10分頃、宮城県栗原市の東北自動車道下り線で、路肩に停車していた大型バスに大型トラックが追突しました。
 この事故で、バス後方付近の路上にいたネパール国籍の男性2人と日本人女性1人が、トラックにはねられて全身を強く打ち、これまでに死亡が確認されました。また、トラックを運転していた男性も頭に大ケガをしました。
 当時、バスに乗っていた40人ほどは、全員が停車中の車両から降り路上に出ていたということです。
 この事故のため、東北自動車道は、宮城県の若柳金成インターチェンジと岩手県の一関インターチェンジ間の下り線で通行止めとなっていて、17日午前4時半現在、解除されていません。
 警察で、亡くなった方ら事故関係者の身元の確認を急ぐとともに、事故原因の調べを進めています。


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