マツダファンには怒られるが、正直マツダのクルマへの感心は希薄だ。しかし、例外もあり、ロードスターは初代(NA)から感心を持ち続けて来た。そのロードスターも、既にND型が発売されて1年程を経るが、この種のクルマは発売当初の売れ行きが良いのが通例だが、見掛ける機会も多く順調な売れ行きを感じる。ロードスターもNAから始まりNDまで既に4代目となった訳だが、エクステリアデザインを見る限り、私見だがNB型が良かったなあと思っている。
今回の意見は、短期間乗って遊んだNC(前期)と、そのちょっと前にBMW・Z4(E85)を半年程乗っていたのだ、その比較としてメモしてみる。まず、「らしい雰囲気」(デザイン、加速性能、排気音など)は、NCは到底E85には及ばないという感じだろうか。まあ、車格が違うとう面も否めないのであるが・・・。ホロもE85は電動だが、NCは手動だ。しかし、片手で軽く上がられるし、軽くできる分ライトウェイトを信条とすれば手動で十分と思える。
さて、NCの空吹かしでの吹き上がりは、まあまあシャープなものだ。基本はアクセラ用エンジンを流用らしいが、フライホイールを相当軽くしてあることが伺える。その代わり、発進時にちょっと回転を上げ気味にするか、静かにクラッチを繋がないと、簡単にストールしてしまう。そして、加速するとあっと云う間にレッドゾーンでフェーエルカットしてしまう。ここまで回りが良いのだから、フューエルカットレベルをもうちょい上(7,200rpm程)に持っていけばとも思うが、メーカーではリスクを恐れるのだろう。シフトフィールは、さすがFRのTMダイレクトシフトで、FF車のレベルとは格差のある、極短いシフトレバーによる剛性感あるショートストロークで、小気味良く変速できる。E85はZFのATだが、まあ凡庸なもので、クソ面白くないものだが、エンジンが良いので救われているというものだ。
NCのワインディングのドライビングだが、E85より軽いエンジンのためか、NCの方が回頭性は良好だが、高回転(6千程度)時の振動や爽快感は、E85のL6には到底及ばない。それと、S字やスラロームのターンの反転で感じることだが、E85のサスセッティング(というかジオメトリー)の方が、より高い速度まで安心感を持って切り返してい行ける様に実感される。NCの方は、前後ロールのアンマッチもあるのだろうか、後輪グリップの低下が感じられ、ともするとブレークしたがる気配に緊張が高まるのだ。これはNCのタイヤが、プアだったこともあるのだろうが、車種は異なるがBMW・E46セダンでタイヤの残り溝僅かまで走り込み、ちょっと攻めると直ぐスキール音を発するタイヤ状態でも、どんなに攻め込んでも、後輪がブレークする様子は微塵も感じ取れないスタビリティ(当然USは強めに出ているのだが)には感心した覚えがある。ここが、BMWの魅力であり、開発屋と実験屋の追求の深度の違いを感じるところでもあるが、最近の日本車ナイズした作りで変化が生じているか知るところではない。
今回の意見は、短期間乗って遊んだNC(前期)と、そのちょっと前にBMW・Z4(E85)を半年程乗っていたのだ、その比較としてメモしてみる。まず、「らしい雰囲気」(デザイン、加速性能、排気音など)は、NCは到底E85には及ばないという感じだろうか。まあ、車格が違うとう面も否めないのであるが・・・。ホロもE85は電動だが、NCは手動だ。しかし、片手で軽く上がられるし、軽くできる分ライトウェイトを信条とすれば手動で十分と思える。
さて、NCの空吹かしでの吹き上がりは、まあまあシャープなものだ。基本はアクセラ用エンジンを流用らしいが、フライホイールを相当軽くしてあることが伺える。その代わり、発進時にちょっと回転を上げ気味にするか、静かにクラッチを繋がないと、簡単にストールしてしまう。そして、加速するとあっと云う間にレッドゾーンでフェーエルカットしてしまう。ここまで回りが良いのだから、フューエルカットレベルをもうちょい上(7,200rpm程)に持っていけばとも思うが、メーカーではリスクを恐れるのだろう。シフトフィールは、さすがFRのTMダイレクトシフトで、FF車のレベルとは格差のある、極短いシフトレバーによる剛性感あるショートストロークで、小気味良く変速できる。E85はZFのATだが、まあ凡庸なもので、クソ面白くないものだが、エンジンが良いので救われているというものだ。
NCのワインディングのドライビングだが、E85より軽いエンジンのためか、NCの方が回頭性は良好だが、高回転(6千程度)時の振動や爽快感は、E85のL6には到底及ばない。それと、S字やスラロームのターンの反転で感じることだが、E85のサスセッティング(というかジオメトリー)の方が、より高い速度まで安心感を持って切り返してい行ける様に実感される。NCの方は、前後ロールのアンマッチもあるのだろうか、後輪グリップの低下が感じられ、ともするとブレークしたがる気配に緊張が高まるのだ。これはNCのタイヤが、プアだったこともあるのだろうが、車種は異なるがBMW・E46セダンでタイヤの残り溝僅かまで走り込み、ちょっと攻めると直ぐスキール音を発するタイヤ状態でも、どんなに攻め込んでも、後輪がブレークする様子は微塵も感じ取れないスタビリティ(当然USは強めに出ているのだが)には感心した覚えがある。ここが、BMWの魅力であり、開発屋と実験屋の追求の深度の違いを感じるところでもあるが、最近の日本車ナイズした作りで変化が生じているか知るところではない。