コンビニとかファーストフード店で近年非常に普及反映を極めたフランチャイズ・チェーンですが、コンビニ等は、新規開店も続いていますが、閉店する店が目立ちつつあります。そんな中、儲かっているのは、フランチャイズの本部だけじゃないかという、怨嗟の声も聞かれます。
このコンビニでは、深夜営業の人手がなく経営者自らが店頭に立たなければならないとか、経営者の身内にどんな不幸があっても、店を休むと罰則が適用される等と云う、悲愁と云うべき話が聞こえて来ます。
もっとも、この様なことは、総ての販売店に云えるのであって、常にメーカーや元請け企業の都合次第で、その行動や収益が左右されてしまうのは、宿命的な問題でもあるのです。
自動車ディーラーや保険代理店等は、その筆頭の様にも思えます。しかし、家電量販店の一部の大手においては、価格決定から独自の量販商品の開発までも、決定権を持ちうる様な店が登場してきていることには驚きますし。しかし一般の小売店が陶太されつつあることには寂しさを感じます。
自動車メーカーや保険会社については、この3月末の決算は、どこも大幅に悪化するのでしょうし.そんな環境の中で資本の原理通りに、小売店に対する締め付けは強まれこそすれ弱まることはないはずです。
これから、メーカーや保険会社においては、強者は合併もしくは提携を行い体力強化をするのでしょうが、一部の商品開発能力のないところは、崩壊したり廃業して行かざるを得ないのでしょう。そして、小売り店も、相当数が倒産する運命にある様に想像されますし、元請けメーカーにそれを助ける体力はない様にも感じられてしまいます。