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タント・ハブベアリング音は後ろが原因

2023-05-04 | 車両修理関連
タント・ハブベアリング音は後ろが原因
 先日、今足車に使用しているタント(L375S)のベアリング音が気になり、左右前輪のベアリングを交換したのだが、正直全く異音解消効果はなかった。前から異音は聞こえる様に感じるのだが、後輪をジャッキアップして空転させてみると、明らかに右側がゴロツキ感と共に、異音を感じる。反対の左後輪は、その様な感じは全くなく静かにスムーズに回るのだ。今更ながら、異音の発生源を間違えるという大マヌケなこととなったのだった。

 取り急ぎ、後輪用ハブベアリング(ユニット式ABSセンサー付き左右共通)を1つ注文して、納品されたので交換してみた。後輪ハブベアリングは、前輪と異なりユニット式なので、ドラムを外し、ブレーキシューのリーディング側あ(前)をリターンスプリングとホールドダウンスプリグを外し、若干シュー位置を動かすことで、M12ボルト4本の固定で簡単に交換できる。ただしねじ頭がトルクス式でT55というサイズは手持ち最大のT50の上のサイズでないので、近くの工具やで調達し、30分未満の時間で交換できた。


 試走した結果は、ベアリング音は全く消えたのだが、本来軽自動車のことなので、その他の別の音が結構うるさく、やはり軽自動車はこんなものかと改めて思うところだ。

 しかし、遥か数十年前は、ハブベアリングの後ろか前かで、的外れな修理をしたことはなかったが、今回のリヤホイールベアリングは、どちらかというと前方というか、音源がそもそも明確さを欠いていたということがある。

 この関係でいうと、オーディオのスピーカーだが、中高音域は音源の指向性が強いのだが、低域用(サブウォーファー)というのは、ステレオでも1つで済ましているシステムが多く、しかもその設置位置を、かなりズラしてもまったく気にならないということがある。つまり、人の聴覚としては、ベアリング音のゴーという比較的低域周波数だと、指向性が不明瞭で位置が特定し難いということがあるのだろう。

 それと、過去経験しているのは、タイヤが新しい内は全く気にならなかったゴーという走行音が、5、6万キロで5部山程度になった時、ベアリング音と近似した速度に比例したゴー音が気になりだし、これはどこかのベアリングが原因だと思い込んでいたが、結局はタイヤの走行音が原因だったということがあった。それも、タイヤ山がある新品に近い状態では気にならず、5部山ぐらいに残り溝が半減してからパターンノイズが高まるとは、これはBMWE46での事例だったが、当時のコンチネンタルタイヤはイカンなと思った次第だ。以後、タイヤは一押しミシュランと思い込んでいる。


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