マツダ三次試験場

マツダ三次試験場
　広島市本社のマツダが、そこから直線距離で６０ｋｍ程離れた三次市というところに、「三次試験場」というのを所持ていることは知っていた。おむすび型をした三角形のコースで各コーナーは最大斜度４５度にもなるバンクを備えた高速周回路（１周4.3km・4車線）だが、今回初めてそのコース近隣の写真を見て、正直驚いた。

　コースの直ぐ脇に民家があるではないか。通常、トヨタにしても日産にしても、こういうテストコースは、わざと周辺に植林し、コース内が見えない様にして、試作車を走らせるものだが、ここは土地の買収の関係も合ったのだろう。これは、レース以外は通常の道路になるフランスのル・マンと、さして変わらないコースだ。

　もっとも、その民家とは、爆音の保障とか、見たものを写真に撮らないとか公開しないという守秘義務契約も取り交わしているのだろうが結構大変そうだ。

　私の近隣には、トヨタ東富士研究所というのがある、一周4キロ程だと思うが、オーバル型のバンクの付いた周回路がGoogleMAPでは見ることができるが、近くに行ってもすべて林の奥にあり見渡すことはできない。広大な敷地だが、専門のパトロール隊が適宜周辺をパトロールして、不審人物の侵入を警備している。

　そんなことで、記憶に留める意味で、Ｎｅｔ拾いの画像を記録してきたい。