池袋暴走1年前の東京白金でのヤメ検弁暴走事故がやっと最高裁で棄却で確定
彼の有名な池袋暴走事故(2019/4/19発生)より1年前の2018年2月28日に東京白金でヤメ検弁護士がレクサス最高級車LS当時の最新型でやはり暴走事故を起こし、まったく無辜の歩行者1名を死亡させる事故が生じているのだが、このことを知る者は少ないと思える。
この被疑者である石川達弘(84)は、1審から最高裁まで、車両の欠陥などとして無罪を主張してきたのだが、昨日の最高裁で上告棄却の決定がなされ、禁錮3年執行猶予5年の刑が確定した。
しかし、池袋事故で死亡被害者2名に対し、本件は1名死亡だが、禁錮3年は同じながら執行猶予付きとは、ずいぶんと元検察官を斟酌している判決だと思うのは私ばかりでないだろう。
それと、この池袋および白金の2つの暴走だが、私の報道データなどの分析で、仮にペダルを踏み間違いしてアクセル全開の前提だとすると、どちらも速度は100キロを越える、正に現場道路の制限速の2倍を超え進行方向の制御もできない状態だと推察される。つまり、この場合は危険運転(量刑最高15年)に該当する状況とも思えるが、速度などの立証追求はあえて曖昧なまま、通常の過失致死犯(量刑最高7年)を前提に訴訟が進められている。現代市販車では、衝突5秒前までの速度変化は0.2秒毎に記録され、その場合に車両姿勢が横滑りなどしていない場合は、一定制度の高い速度記録がなされる仕組みが取り入られ、最近の各種事故では、それから立証したと想定できる求刑が増えているのだが、この池袋および高輪の両暴走事故では何故か、そのことの主張が検察側から一切ないという、不思議さを感じる。
池袋暴走の1年前にも上級国民暴走事故があった・ 石川達紘ヤメ検弁護士二審も有罪
2022-12-15 | 事故と事件
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/3e07f7b7b6279fc05412ea5ea8530ad5
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元東京地検特捜部長の有罪確定へ 車暴走の男性死亡事故、最高裁が上告棄却
産経 2023/5/17 20:38
最高裁第3小法廷(林道晴裁判長)は、東京都港区で車を暴走させ男性をはねて死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反の罪に問われた元東京地検特捜部長の弁護士、石川達紘被告(84)の上告を棄却する決定をした。15日付。禁錮3年、執行猶予5年とした1、2審判決が確定する。
平成元年、東京地検特捜部長に就任。福岡、名古屋の両高検検事長を経て13年に退官し、弁護士登録した。弁護士法の規定に基づき、禁錮以上の刑の確定に伴って弁護士資格を失うことになる。
判決によると、30年2月18日朝、乗用車を路上に止めて降りようとした際、誤って左足でアクセルペダルを踏んで急発進させ、時速100キロ超で暴走。約320メートル先の歩道にいた堀内貴之さん=当時(37)=をはねて死亡させた。
彼の有名な池袋暴走事故(2019/4/19発生)より1年前の2018年2月28日に東京白金でヤメ検弁護士がレクサス最高級車LS当時の最新型でやはり暴走事故を起こし、まったく無辜の歩行者1名を死亡させる事故が生じているのだが、このことを知る者は少ないと思える。
この被疑者である石川達弘(84)は、1審から最高裁まで、車両の欠陥などとして無罪を主張してきたのだが、昨日の最高裁で上告棄却の決定がなされ、禁錮3年執行猶予5年の刑が確定した。
しかし、池袋事故で死亡被害者2名に対し、本件は1名死亡だが、禁錮3年は同じながら執行猶予付きとは、ずいぶんと元検察官を斟酌している判決だと思うのは私ばかりでないだろう。
それと、この池袋および白金の2つの暴走だが、私の報道データなどの分析で、仮にペダルを踏み間違いしてアクセル全開の前提だとすると、どちらも速度は100キロを越える、正に現場道路の制限速の2倍を超え進行方向の制御もできない状態だと推察される。つまり、この場合は危険運転(量刑最高15年)に該当する状況とも思えるが、速度などの立証追求はあえて曖昧なまま、通常の過失致死犯(量刑最高7年)を前提に訴訟が進められている。現代市販車では、衝突5秒前までの速度変化は0.2秒毎に記録され、その場合に車両姿勢が横滑りなどしていない場合は、一定制度の高い速度記録がなされる仕組みが取り入られ、最近の各種事故では、それから立証したと想定できる求刑が増えているのだが、この池袋および高輪の両暴走事故では何故か、そのことの主張が検察側から一切ないという、不思議さを感じる。
池袋暴走の1年前にも上級国民暴走事故があった・ 石川達紘ヤメ検弁護士二審も有罪
2022-12-15 | 事故と事件
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/3e07f7b7b6279fc05412ea5ea8530ad5
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元東京地検特捜部長の有罪確定へ 車暴走の男性死亡事故、最高裁が上告棄却
産経 2023/5/17 20:38
最高裁第3小法廷(林道晴裁判長)は、東京都港区で車を暴走させ男性をはねて死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反の罪に問われた元東京地検特捜部長の弁護士、石川達紘被告(84)の上告を棄却する決定をした。15日付。禁錮3年、執行猶予5年とした1、2審判決が確定する。
平成元年、東京地検特捜部長に就任。福岡、名古屋の両高検検事長を経て13年に退官し、弁護士登録した。弁護士法の規定に基づき、禁錮以上の刑の確定に伴って弁護士資格を失うことになる。
判決によると、30年2月18日朝、乗用車を路上に止めて降りようとした際、誤って左足でアクセルペダルを踏んで急発進させ、時速100キロ超で暴走。約320メートル先の歩道にいた堀内貴之さん=当時(37)=をはねて死亡させた。
車両の不具合があるかどうかは、特にソフトウエアが絡むと、捜査機関だけでは調査できません。車両メーカーの力を借りることになります。
車両メーカーが自社の製品に問題あり、と捜査機関に伝えるわけがないです。
確かに、車両にはハードもしくはソフト的な欠陥が内在しる場合もあり、その場合に捜査機関だけでの究明は困難で、車両メーカーもそのことを積極的に説明しないことがあるのは事実でしょう。
しかしながら、池袋および本記事の白金それぞれの暴走事件に車両欠陥が内在したとは私には思えません。それよりも、私が云いたいのは、速度などの証拠をあえて公表せず、被疑者の刑をある意味で軽減しようとした作為があるということを述べているのです。