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Xの青バッジはDSA違反──欧州委員会が予備的見解 「法廷で戦う」とマスク氏

2024-07-14 | コラム
Xの青バッジはDSA違反──欧州委員会が予備的見解 「法廷で戦う」とマスク氏
7/14(日) 6:34配信 ITmedia NEWS

 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は7月12日(現地時間)、米Xのブルーの認証済みバッジ(通称青バッジ)がEUの「Digital Services Act(DSA:デジタルサービス法)」に違反しているとして同社に予備的見解を示したと発表した。

べステアー氏のコメント

 これに対し、Xのオーナーであるイーロン・マスク氏は「欧州の皆さんが真実を知ることができるよう、公の法廷で戦うことを楽しみにしている」とポストした。

 欧州委員会は昨年12月にXのDSA調査を開始した。

 欧州委員会が問題にしているのは、以下の3点だ。

・ブルーの認証済みバッジは認証済みとなっているものの、金を支払えば誰でも取得できるため、ユーザーを欺いている。悪意ある人がこれを悪用してユーザーを欺いている証拠がある
・広告に関する必要な透明性に準拠していないため、ユーザー保護に必要な監視と調査ができない
・DSAでは一定の条件下で外部の研究者に公開データへのアクセスを提供するよう定めているが、提供していない

 Xがこれらの問題に対処しない場合、欧州委員会は同社に対し、世界での収益の最大6%の罰金を科す可能性がある。

 欧州委員会のマルグレーテ・ベステアー執行副委員長は「われわれの見解では、Xは主要な透明性の分野でDSAに準拠していない。(中略)DSAは透明性を中核としており、われわれはXを含むすべてのプラットフォームがEUの法律に準拠することを確実にさせる所存だ」と語った。

 欧州委員会は、米TikTokと米MetaもDSA違反の疑いで調査中だ。 ITmedia NEWS

#XのバッジはDAS違反


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