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巨悪は上にある・持続化給付金委託費のトンネル会社で20億中抜き

2020-06-04 | 事故と事件
 今次病変絡みで、中小企業に最大200万円を支給する持続化給付金事業で、経済産業省の委託を受けて給付事業を民間企業に委託している訳だ。この委託事業の流れについて、ちょっと判り難いが図の様な流れになっているという。

 この様な多層な事業の流れというのは建設業界など過去から多い訳だが・・・。
 今回の流れで、不思議なのは、給付事業の元請けは電通とその100%出資の電通ワークスが行っており、そこから実働部隊としてパソナ(悪名高い竹中平蔵社長)とトランスコスモスが行っている。

 ところが、この元受けたる電通と電通ワークスと経産省との間にサービスデザイン推進協議会(一般社団法人)という団体が入っているが、これは電通、パソナ、トランスコスモスによって設立された団体なのだ。そのサービスデザイン推進協議会を素通りする中で20億という巨額が中抜きされているという問題を伝えている。

 既に記したが、実働部隊のパソナは悪名高いあの竹中平蔵が社長の人材派遣会社だ。従って、実際の給付に関わり全国で給付の実務に関わる人員の大多数は、派遣業で雇われた時給で雇われた労働者なのだろう。ここで、パソナは人材派遣業として暴利を貪るのは当然なのだが、自ら設立に関わる一般社団法人サービスデザイン協議会を元受け社にして、そこで20億の中抜きするという悪知恵はさすがだ。この事件は、民放や諸雑誌などの広告を一手に仕切る電通が絡んでいるので、ほとんど報道されないが、東京地検はこの様な巨悪を暴いて欲しいものだ。


「給付金」委託費 電通、パソナなど法人設立3社で分け合う
2020年6月2日 07時14分 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/32684

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