Yhooニュースで知るが、排ガス逃れをしでかしたVWの米国での賠償額が、ほぼ1兆5千万円で収束する方向らしい。莫大な金額であるが、VWは超大企業であり負担可能なのだろうが、ブランドイメージ低下と合わせ、かなりのダメージだろう。それにしても巨額となったが、騙した行為に対する代償が高くなるのは止むないだろう。
しかし、呆れるばかりの今回のVWの件だが、排ガスの台上試験中かを検出し、試験中なら目一杯排ガスを浄化し、それ以外の時は排ガスフリーで出力および燃費重視というものだった様だ。該当車はディーゼルエンジンだが、昔の機械式噴射ポンプや半電子式では、できなかった芸当だろう。それが、すべてをデジタルECU制御で、エンジンとはあまり関係ないステアリングセンサーから舵角信号を得たりしつつ、台上試験かの判断をしていた訳なのだ。
同様に燃費偽装ということで、三菱自動車がやり玉に上がった。これは国交省での排ガスおよび燃費試験の際に、パラメータとして報告すべき走行抵抗を、故意に低い数値としていたことが明るみに出たのだ。しかし、生産中止されていた三菱自動車の軽は、7月上旬からは生産が再開されるとのこと。課徴金もなく処分は「厳重注意」だとうが、過去のリコール隠し問題でも「厳重注意」を受けてるだろうに、この処分は随分甘いと感じざるを得ない。当然、ユーザーには賠償を行うことになるが、1台10万円と切り良い額を提示する様だが、納得が得られるのか。もし、これが米国での話なら、訴訟の嵐と、監督官庁も厳重注意なんてレベルじゃ済まんことだろう。
しかし、呆れるばかりの今回のVWの件だが、排ガスの台上試験中かを検出し、試験中なら目一杯排ガスを浄化し、それ以外の時は排ガスフリーで出力および燃費重視というものだった様だ。該当車はディーゼルエンジンだが、昔の機械式噴射ポンプや半電子式では、できなかった芸当だろう。それが、すべてをデジタルECU制御で、エンジンとはあまり関係ないステアリングセンサーから舵角信号を得たりしつつ、台上試験かの判断をしていた訳なのだ。
同様に燃費偽装ということで、三菱自動車がやり玉に上がった。これは国交省での排ガスおよび燃費試験の際に、パラメータとして報告すべき走行抵抗を、故意に低い数値としていたことが明るみに出たのだ。しかし、生産中止されていた三菱自動車の軽は、7月上旬からは生産が再開されるとのこと。課徴金もなく処分は「厳重注意」だとうが、過去のリコール隠し問題でも「厳重注意」を受けてるだろうに、この処分は随分甘いと感じざるを得ない。当然、ユーザーには賠償を行うことになるが、1台10万円と切り良い額を提示する様だが、納得が得られるのか。もし、これが米国での話なら、訴訟の嵐と、監督官庁も厳重注意なんてレベルじゃ済まんことだろう。