タコマと聞いて、ああトヨタの北米仕様のピックアップトラック(日本名:ハイラックス)だと思う方、あなたはAカー好きもしくはトラック大好きな方です。
私は、タコマと聞くとタコマ橋(正式にはタコママローズ橋)の崩落のことを思い浮かべます。このタコマ橋は、全長1600m程の吊り橋ですが、供用開始(実際には製作途中)から弱い風にも揺れだし、供用開始から僅か3ヶ月後、19m/sec2(68km/h)の風に至って、大きく波打り崩落(1940年11月)してしまったという大失敗作なのでした。
崩落の原因は、橋の垂直強度としては十分名程度に軽量化したのだが、橋桁の上下を通過する横風の影響により上下に振動し易く、それがさらに大きな振幅にまで共振してしまうという結果だと判ったと云います。
以来、同型の橋では、橋桁の縦断面高さを十分に増やしたり、橋桁端面形状を翼断面にして、横風の影響を防ぐ様になったということです。
当然、日本の本四3架橋では、各種シミュレーションを含め十分な風および地震対策はとられているはずですが、今次の大震災を経た今となっては、何処までを想定しているのか判りません。
・Tacoma Narrows Bridge Collapse "Gallopin' Gertie" (Youtube)
私は、タコマと聞くとタコマ橋(正式にはタコママローズ橋)の崩落のことを思い浮かべます。このタコマ橋は、全長1600m程の吊り橋ですが、供用開始(実際には製作途中)から弱い風にも揺れだし、供用開始から僅か3ヶ月後、19m/sec2(68km/h)の風に至って、大きく波打り崩落(1940年11月)してしまったという大失敗作なのでした。
崩落の原因は、橋の垂直強度としては十分名程度に軽量化したのだが、橋桁の上下を通過する横風の影響により上下に振動し易く、それがさらに大きな振幅にまで共振してしまうという結果だと判ったと云います。
以来、同型の橋では、橋桁の縦断面高さを十分に増やしたり、橋桁端面形状を翼断面にして、横風の影響を防ぐ様になったということです。
当然、日本の本四3架橋では、各種シミュレーションを含め十分な風および地震対策はとられているはずですが、今次の大震災を経た今となっては、何処までを想定しているのか判りません。
・Tacoma Narrows Bridge Collapse "Gallopin' Gertie" (Youtube)