ペダル踏み間違い事故が続く(プレス機械の思想)
ペダル踏み間違い事故が相変わらず続いている。また、ペダル踏み間違いとは報じていなくとも、ことの初因はペダル踏み間違いにあると思える事故も結構ありそうだ。
この手の踏み間違い事故は、70才以上と報道されることが多く、多くの人が高齢者特有のものと思い込まされているが、必ずしもそうではない。wikiでは、以下の統計記述がある。
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日本において、ブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いによる人身事故は、2013年には6,448件発生し、死者は54人であった。この運転手毎の占有率は以下の通りだ。(wikiより)
20歳代 22%
30歳代 10%
40歳代 10%
60歳代が15%
70歳代が17%
80歳代 10%
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それと、そもそも論なのだが、同じ足でアクセルとブレーキを踏み分けるという思想そのものにことの真因はありそうに思えるし、そのことは工学系の学者や実務家は述べている。私自身も、そのことは過去のブログ記事にも書いてきているが、左足でブレーキを踏む練習をさせ、右でも左でもブレーキを踏むと云う教育もしくは啓蒙を高めるが要があると認識しており、自らは実蹟してきたところだ。このことが、もし踏み間違えても、間違えた者はブレーキだと思い込んでいるので、ペダルから足を離せないのだ。だから、右足は離すまでもなく、左足でブレーキを踏み込めば、多少制動距離は長くなろうともクルマは停止出来る。そこまでの制動能力は車両の基本機能として確保されているのだ。
ところで、以下のブレス作業の安全性を記録したYoutube動画だが、多くの手動式プレス機械では、両手でスタートスイッチを同時に押さなければ動かない様になっている。つまり、手を遊ばせないことにより、プレス動作中の両手を必ず起動スイッチに引き付けることで、事故を防ごうという思想がある訳だ。
プレス作業の安全 2021/11/25
https://www.youtube.com/watch?v=41V2XHbpW3k
しかし、プレス作業は、それだけで安全が確保できるものではなく、型から部品が外れ難いとか、様々な理由で事故は起き続けているのだ。大メーカーの総てロボット化されたトランスファーマシンでは、型から型への部品移動も、総て自動化されて、事故が防止できるようになってはいるが、それでも機械が途中で止まり、正規の保守員でない者が型の間に手や体を入れているとき、機械が動き出し挟まれるという労災事故が時々報じられている。
本来は、オートバイの様に、右手レバーは前ブレーキ、グリップ捻りでアクセル、右足で後輪ブレーキ、左手でクラッチ、左足でギヤ変則と完全に分離していれば良い訳なのだが・・・。
しかし、報じられる事故が、やけにプリウス(20&30)が多いのは何故だろう。今は販売量でもアクアの方が多くて市場にある絶対数でもアクアの方が多そうだが・・・。不思議に思うが、あまりトヨタを責める言論メディアは少ないことが記に掛かる。
【参考過去記事】
ペダル踏み間違い事故について
2020-05-16 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/f6f046ea7307205c1e2a635d84ac80a7
ペダル踏み間違い事故が相変わらず続いている。また、ペダル踏み間違いとは報じていなくとも、ことの初因はペダル踏み間違いにあると思える事故も結構ありそうだ。
この手の踏み間違い事故は、70才以上と報道されることが多く、多くの人が高齢者特有のものと思い込まされているが、必ずしもそうではない。wikiでは、以下の統計記述がある。
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日本において、ブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いによる人身事故は、2013年には6,448件発生し、死者は54人であった。この運転手毎の占有率は以下の通りだ。(wikiより)
20歳代 22%
30歳代 10%
40歳代 10%
60歳代が15%
70歳代が17%
80歳代 10%
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それと、そもそも論なのだが、同じ足でアクセルとブレーキを踏み分けるという思想そのものにことの真因はありそうに思えるし、そのことは工学系の学者や実務家は述べている。私自身も、そのことは過去のブログ記事にも書いてきているが、左足でブレーキを踏む練習をさせ、右でも左でもブレーキを踏むと云う教育もしくは啓蒙を高めるが要があると認識しており、自らは実蹟してきたところだ。このことが、もし踏み間違えても、間違えた者はブレーキだと思い込んでいるので、ペダルから足を離せないのだ。だから、右足は離すまでもなく、左足でブレーキを踏み込めば、多少制動距離は長くなろうともクルマは停止出来る。そこまでの制動能力は車両の基本機能として確保されているのだ。
ところで、以下のブレス作業の安全性を記録したYoutube動画だが、多くの手動式プレス機械では、両手でスタートスイッチを同時に押さなければ動かない様になっている。つまり、手を遊ばせないことにより、プレス動作中の両手を必ず起動スイッチに引き付けることで、事故を防ごうという思想がある訳だ。
プレス作業の安全 2021/11/25
https://www.youtube.com/watch?v=41V2XHbpW3k
しかし、プレス作業は、それだけで安全が確保できるものではなく、型から部品が外れ難いとか、様々な理由で事故は起き続けているのだ。大メーカーの総てロボット化されたトランスファーマシンでは、型から型への部品移動も、総て自動化されて、事故が防止できるようになってはいるが、それでも機械が途中で止まり、正規の保守員でない者が型の間に手や体を入れているとき、機械が動き出し挟まれるという労災事故が時々報じられている。
本来は、オートバイの様に、右手レバーは前ブレーキ、グリップ捻りでアクセル、右足で後輪ブレーキ、左手でクラッチ、左足でギヤ変則と完全に分離していれば良い訳なのだが・・・。
しかし、報じられる事故が、やけにプリウス(20&30)が多いのは何故だろう。今は販売量でもアクアの方が多くて市場にある絶対数でもアクアの方が多そうだが・・・。不思議に思うが、あまりトヨタを責める言論メディアは少ないことが記に掛かる。
【参考過去記事】
ペダル踏み間違い事故について
2020-05-16 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/f6f046ea7307205c1e2a635d84ac80a7