世界的な同時不況ですが、これが今後我が国にどの様な影響を与えているのでしょうか。偏見と独断の思いで記してみます。
さしあたっての正月休みですが、海外旅行は低調となっていますが、国内ホテル等の宿泊予約は増加が伺えるそうです。そんなことも含め、正月休み中の国内交通は増加し、クルマ絡みの事故も増加するんではないかと想像します。警察やレッカー業等は、正月休みもありませんから、ご苦労さんなことと思います。大体、損害保険会社もサービス業なんだから、休祭日も交代で営業する位の、契約者サービスを行うべきでしょう。
ところで、新卒社の内定取り消しが増加している問題は、経営者(とそれに盲従する社畜達)の倫理観の不足を感じざるを得ません。しかし、この現象は、今まで優秀な人材が採れなかった企業にとって、人材を確保するチャンスであろうとも思います。
聞くところによると、トヨタでは意識していないのだが、いつの間にやら東大卒が集まってしまうんだそうです。それだけ、有名企業に有名校卒が集まってしまうんでしょう。多分、これはホンダなんかも、同様だと想像します。
しかし、幾ら東大卒や京大卒で優秀なのかもしれませんが、クルマが好きがどうかはまったく別です。トヨタみたいな、凡庸なクルマしか作らない(作れない)のは、こんな部分に要因があるんだろうと想像してしまいます。
金融保険業界ですが、昨日、三井住友、あいおい、ニッセイ同和の三社経営統合のニュースが報じられました。実際の統合から合併までには、まだ紆余曲折もあるでしょうが、何れにしても他の保険会社での同様の動きを誘発することは間違いないと思いますし、今回の報道社への関与も起きて来るのでしょう。
そして、最後に残された弱小損保は、とても事業費率の高さで収益を上げることは敵わず、小さいが故の信用収縮には絶えられないものと想像します。
この様な、損害保険業の合併が進み、ビックスリー位になるのは、致し方のない経済の流れなのでしょう。ただ、望むらくは、そのことが真の契約者サービスの向上に結び付けば良いのですが、正直いって難しいことでしょう。