スバル3車種で販売中止・エンジン不具合の記事から想像する
どうも日本の車両メーカーに変動が起きているのかもと感じる報だ。
それは、昨年末の三菱、日産の軽4でのエアバッグ関係の不具合での生産中断、先月報じられている型式指定取消がされた大問題の渦中にある日野自、そして今次報じられたスバルの生産中断の報だ。
今次のスバルの問題は、どうやら2年前から投入された新型エンジン(CB18)に何らかの不具合が生じている様だが、未だ詳細は未公表だ。
しかし、既に登場から2年弱を経ており、それなりに市場に出ているエンジンで、今更生産を中断(記事によると2ヶ月半)までして改修するとは、相当大掛かりな改修が必要になるエンジン根幹部の設計変更および試験や製造を伴うものだろうと想像する。
何故、三菱(日産)、日野、スバルと、その問題や要因はかなり異なるが、失敗と呼べるべきことが連続して生じているのだろうか。
一つ考えられることとして、今や設計をCAD図面上で行い、それと合わせて試作もするのだろうが、旧来と比べれば試作数も少なく、シミュレーションとしてのコンピュータ解析、つまりバーチャル設計というものが中心になり、リアルで愚直な耐久試験を圧縮してきたことを思う。
このことが、新型車や新型エンジンで、そのプロジェクトの開始からプロダクト投入までのリードタイムを大幅に短縮化させ、持って原価低減を進めているのだろう。しかし、このことが、失敗とも呼べる今次の様なリスクと裏腹となることを改めて示したのではないだろうか。
しかし、拙人の様に、ボデー外観のデザインだけでなく、エンジン外観の美形と云うべきものに関心を寄せる者からすれば、およそ現代のクルマのエンジンに魅力を感じない。
そもそも、スバリストの非難を無視して、このメーカーの特徴たるボクサーエンジンを酷評してみたい。
そもそもボクサーエンジン自体を悪いメカだと思っている訳ではないが、やはりFF車の前部に乗せるには縦置きしかスペース上で成立しないのだが、それでもエンジン幅が大きく、左右サイドフレームとの隙間は2cm程度とギリギリだ。だから、過去スバル車の大破車などを何度か見て来たが、通常の横置きFFだとかFRでは損傷することは希なエンジン損壊みたいな問題もあることを思う。それと、86(BRZ)もちょっと乗ったが、どうも高回転域の振動ができの良い直4エンジンより劣る感じを受け取っている。
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スバル3車種、販売停止 一部でエンジン不具合
共同通信 4/14(木) 23:06配信
SUBARU(スバル)が主力のワゴン「レヴォーグ」とスポーツタイプ多目的車(SUV)の「フォレスター」、「レガシィ アウトバック」の3車種の一部モデルの販売と出荷を見合わせていることが14日、分かった。排気量1.8リットルのエンジンでセンサーの部品に不具合が見つかったため。今月下旬に生産を停止し、出荷再開には2カ月半ほどかかる見込みだ。
エンジンがかからないなど正常に作動しない恐れがあり、センサーの部品を今後交換する。保安基準を満たさない場合は、リコールが必要になる可能性もある。
#スバルもエンジンに不具合で生産を中断
どうも日本の車両メーカーに変動が起きているのかもと感じる報だ。
それは、昨年末の三菱、日産の軽4でのエアバッグ関係の不具合での生産中断、先月報じられている型式指定取消がされた大問題の渦中にある日野自、そして今次報じられたスバルの生産中断の報だ。
今次のスバルの問題は、どうやら2年前から投入された新型エンジン(CB18)に何らかの不具合が生じている様だが、未だ詳細は未公表だ。
しかし、既に登場から2年弱を経ており、それなりに市場に出ているエンジンで、今更生産を中断(記事によると2ヶ月半)までして改修するとは、相当大掛かりな改修が必要になるエンジン根幹部の設計変更および試験や製造を伴うものだろうと想像する。
何故、三菱(日産)、日野、スバルと、その問題や要因はかなり異なるが、失敗と呼べるべきことが連続して生じているのだろうか。
一つ考えられることとして、今や設計をCAD図面上で行い、それと合わせて試作もするのだろうが、旧来と比べれば試作数も少なく、シミュレーションとしてのコンピュータ解析、つまりバーチャル設計というものが中心になり、リアルで愚直な耐久試験を圧縮してきたことを思う。
このことが、新型車や新型エンジンで、そのプロジェクトの開始からプロダクト投入までのリードタイムを大幅に短縮化させ、持って原価低減を進めているのだろう。しかし、このことが、失敗とも呼べる今次の様なリスクと裏腹となることを改めて示したのではないだろうか。
しかし、拙人の様に、ボデー外観のデザインだけでなく、エンジン外観の美形と云うべきものに関心を寄せる者からすれば、およそ現代のクルマのエンジンに魅力を感じない。
そもそも、スバリストの非難を無視して、このメーカーの特徴たるボクサーエンジンを酷評してみたい。
そもそもボクサーエンジン自体を悪いメカだと思っている訳ではないが、やはりFF車の前部に乗せるには縦置きしかスペース上で成立しないのだが、それでもエンジン幅が大きく、左右サイドフレームとの隙間は2cm程度とギリギリだ。だから、過去スバル車の大破車などを何度か見て来たが、通常の横置きFFだとかFRでは損傷することは希なエンジン損壊みたいな問題もあることを思う。それと、86(BRZ)もちょっと乗ったが、どうも高回転域の振動ができの良い直4エンジンより劣る感じを受け取っている。
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スバル3車種、販売停止 一部でエンジン不具合
共同通信 4/14(木) 23:06配信
SUBARU(スバル)が主力のワゴン「レヴォーグ」とスポーツタイプ多目的車(SUV)の「フォレスター」、「レガシィ アウトバック」の3車種の一部モデルの販売と出荷を見合わせていることが14日、分かった。排気量1.8リットルのエンジンでセンサーの部品に不具合が見つかったため。今月下旬に生産を停止し、出荷再開には2カ月半ほどかかる見込みだ。
エンジンがかからないなど正常に作動しない恐れがあり、センサーの部品を今後交換する。保安基準を満たさない場合は、リコールが必要になる可能性もある。
#スバルもエンジンに不具合で生産を中断