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高松・7m下の川へ転落 2名死亡

2022-12-29 | 事故と事件
高松・7m下の川へ転落 2名死亡
 12/27昼頃、高松市潮江町で旅館兼食堂の駐車場からフェンスを突き破り7m下の川へ転落して、何れも80才代の夫婦が死亡したという。

 この事故の写真を何枚か眺め、転落車が左へ大きくハンドルを切っていることや、フェンスが垂直にぶつかったにしては広くなぎ倒されていることから、転落前に回避しようという動作はあった様に見受けられる。

 川に浮いている、また釣り上げられている写真から、暴走事故で有名なプリウス20型だと判る。やはり、原因はペダルの踏み間違いだろうか。左足ブレーキの動作訓練ができていれば、転落しないで済んだものと思える。

 なお、事故のプリウスは、フロントガラスからルーフなど全般に押し潰されているが、ほとんど垂直に近い落差7mの擁壁を飛び出して、途中でバウンスせずに180°縦に回転して川面に着地した様に想像できる。つまり、川がある程度深い、もしくは水量が多ければ、ここまで車両のルーフなどが変形しなかった様にもみえる。

 なお、7mの落差程度の衝撃では、シートベルトさえしていれば、転落の衝撃では死ぬことはなかったろう。ただし、背面着地で水没したことから、ベルトを外して脱出できたかどうか、高齢でもあり難しかっただろう。




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「ガタンという音」車が川に転落、80代夫婦が死亡…フェンス突き破り落下か
読売新聞オンライン 12/28(水) 12:17配信
 27日午後0時10分頃、高松市塩江町安原上東の香東川に、乗用車が転落した。車内から高松市の自営業田中百々江さん(86)と夫の無職茂夫さん(89)が発見され、救急搬送されたが、いずれも死亡が確認された。
 香川県警高松南署によると、川沿いの高さ7メートルの場所にある旅館兼食堂の駐車場で、フェンス(高さ約1メートル)が突き破られていた。同署は百々江さんが運転し、ここから転落したとみて、詳しい原因を調べる。
 近くで作業をしていた建設業の男性(42)は「ガタンという音がして最初はトラックが通ったかと思ったが、まさか車が転落していたとは」と話していた。


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