私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

富士を望む西伊豆の地

2009-02-22 | 沼津そして伊豆周辺

 写真は、先日「天然の良港も今は廃れなりけり」で記した戸田から、東方へ山を登った峠の地である「だるま山」から、富士山とそIzudarumayama?れを望む西伊豆の風景です。

 写真の富士山の右下方の市街地が沼津市で、そこからつづら折れの海岸伝いに戸田まで約40キロ程もあります。そして、この写真撮影の「だるま山」まで10キロ程でしょうか。でも、地図で直線距離を測れば、きっと20キロ位しかないのだろうと思います。それだけ、海岸線が大きく入り組んでいるから、ここまで長距離を要することになってしまう訳です。

 ちなみに、写真の右方の湾内に浮かぶのは「淡島」(あわしま)という無人島です。先の大戦中は、軍関係の施設があったりした様ですが、今はバブル時代に作られたホテルが、一度清算され、再生されつつ細々と営業している様です。

 この写真の海は駿河湾となりますが、この湾の中央付近を駿河トラフという海溝に続いており、結構深い海溝である割れ目に繋がっています。この割れ目の左右がそれぞれ別のプレートから構成されており、このプレートのズレによる変形と反発により東海地震が起こると数十年前から云われています。

 東海地震は、我が国最大の地震観測網が構築され、震央となる御前崎沖には、プレートの反発の前兆を捉えることができるのだと云われています。しかし、本当に地震がその様な地殻のエネルギーの充填と放出により起こっているのかどうかすら、怪しいものの様にも思えます。しかし、太古の昔からの痕跡で、数百年単位毎に地震が生じているであれば、それが何時生じても不思議ではないのでしょう。その際には、相当大きな津波が発生し、この写真に写された地の、奥まった入り江はでは、十メートルを超える様な高い津波に襲われるのでしょう。




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