小売業界に入ってまだ間がないのですが、別の業界からは見聞きしていました。
もう10年ほど前から、特にSM業界はオーバーストアだと聞いていました。
今から25年ほど前を基準にして、10年前の時点ですでに売場坪当たり支持人口は4割近く低下したそうです。
なので、今後(10年前の時点です)中小のSMがバタバタとつぶれるのでは?と見られていました。
ところが、あにはからんや一部の放漫経営のSMは倒産退場したものの、ほとんどの企業は存続しています。
そんな、SM業界もとうとう潮目が変わってきたようです。
◆SM統合の流れはこう変わる
オーバーストアと言いながら、この10年、各社新規出店に血道を上げてきました。
したがって、支持人口はさらに低下していると想定されます。
この間、さすがにやっていけなくなり、大手や地域の準大手に吸収(救済)合併された企業が数多くありました。
この理由は、地域準大手は規模の拡大が必要だったからのようです。
イオンや7&Iにバイイングパワーで対抗するためには、最低で年商5000億円が必要と言われていました。
そのため、本来退場すべき企業や店舗がずっと残り、かつ新規出店は続きます。
しかしこれでは、オーバーストア状況は悪化するばかりです。
そこで新しい流れ(考え方)です。
もう規模の拡大(店舗数の増・売場面積の増)は、ほどほどにしよう。
ダメな企業や、ダメな店舗の受け入れはやめよう。退場してもらえばオーバーストアも多少は改善するし。
そもそも自社にも赤字店はある。新規出店したら合わせて不採算店も閉めよう。
坪効率を上げて、筋肉質な企業体質にしなければ自分が危ない時代だ。
と考え始めました。
そうなんです。いつまでも罰ゲームのようにSM(サドマゾ)をやってる時ではないのです。
みんなが苦しい苦しいといいながら、出店競争したり、安売り競争したりでは、メーカーや問屋を喜ばせるだけです。
その象徴的な動きが、SM3社連合でしょうね。
もう今後の統合は、勝ち組だけで行いますよ!という宣言のようです。
負け組は、静かに退場してくださいということですよね。
そうして、企業数(グループ数)が絞られていき、米国のように寡占状況が高まり、残存企業が大きな利益を得る、
というような流れになっていくのではないでしょうか。
もう10年ほど前から、特にSM業界はオーバーストアだと聞いていました。
今から25年ほど前を基準にして、10年前の時点ですでに売場坪当たり支持人口は4割近く低下したそうです。
なので、今後(10年前の時点です)中小のSMがバタバタとつぶれるのでは?と見られていました。
ところが、あにはからんや一部の放漫経営のSMは倒産退場したものの、ほとんどの企業は存続しています。
そんな、SM業界もとうとう潮目が変わってきたようです。
◆SM統合の流れはこう変わる
オーバーストアと言いながら、この10年、各社新規出店に血道を上げてきました。
したがって、支持人口はさらに低下していると想定されます。
この間、さすがにやっていけなくなり、大手や地域の準大手に吸収(救済)合併された企業が数多くありました。
この理由は、地域準大手は規模の拡大が必要だったからのようです。
イオンや7&Iにバイイングパワーで対抗するためには、最低で年商5000億円が必要と言われていました。
そのため、本来退場すべき企業や店舗がずっと残り、かつ新規出店は続きます。
しかしこれでは、オーバーストア状況は悪化するばかりです。
そこで新しい流れ(考え方)です。
もう規模の拡大(店舗数の増・売場面積の増)は、ほどほどにしよう。
ダメな企業や、ダメな店舗の受け入れはやめよう。退場してもらえばオーバーストアも多少は改善するし。
そもそも自社にも赤字店はある。新規出店したら合わせて不採算店も閉めよう。
坪効率を上げて、筋肉質な企業体質にしなければ自分が危ない時代だ。
と考え始めました。
そうなんです。いつまでも罰ゲームのようにSM(サドマゾ)をやってる時ではないのです。
みんなが苦しい苦しいといいながら、出店競争したり、安売り競争したりでは、メーカーや問屋を喜ばせるだけです。
その象徴的な動きが、SM3社連合でしょうね。
もう今後の統合は、勝ち組だけで行いますよ!という宣言のようです。
負け組は、静かに退場してくださいということですよね。
そうして、企業数(グループ数)が絞られていき、米国のように寡占状況が高まり、残存企業が大きな利益を得る、
というような流れになっていくのではないでしょうか。