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DgSの商圏人口

2019-03-23 19:00:27 | 日記
休日に、都会から離れてドライブに行くと、ずいぶん田舎にDgSがあったりします。
えっこんなところで商売が成り立つの?というような場所です。
どういうことなのか、知っていると思われるスタッフを質問ぜめにしてみました。

◆DgSは人口どれだけ居れば成立するのか
 基礎となる考え方は、総務庁の家計消費調査なんだとか。ほう、結構科学的なのかな?
 一般世帯で年間60~70万円くらいを想定するらしい。
 そんなデータを用いると、まあ諸説がありますが、必要商圏人口はSMは2万~2万5千人くらいらしいです。
 これに対し、DgSは1万~1万2千人くらいで可能らしいです。
 ただ難しいのは、商圏を独り占めするわけではないので、競合店の影響度の考え方なんだそうです。
 競合店があり、売り上げを半分に見込むと新店舗は成立しなくなりますので、なぜか影響度は30%とか鉛筆を舐めます。
 競合店が2店舗あると、売り上げは三分の一になるのではなく、影響度50%とかで調整します。
 不思議な世界ですが、どの企業も似たような考え方のようです(そうしないと、新規出店できないから)。

 さらに、上記の考え方を発展的に?推し進めて・・・
 競合店の居ない無店舗エリアでは、商圏人口8000人でも出店しようという風潮に、えっ1万~1万2千人はどこへ?
 それでも、出店ポイントがみつからないと、商圏人口6000人でも出店しよう、という結果が田舎でのDgS新店の状況です。
 つまり、最初に会社として年間〇〇店舗の新店を作るという方針があって、あとはそれを追認する形でデータ整理をする訳です。
 なるほど、こりゃぁDgSの新店競争が続くわけです。
 いまのところ、大過なく出店が進んでいるようですが、田舎ほど人口減少スピードが激しいとも聞きます。
 こんな状況が、はて、いつまで続くのでしようか。
 先ほどのスタッフは、あとのことはわからないけれど、当分はこの方針でいいと思う、とのこと。
 田舎の店舗が、時限爆弾にならなければいいが、と考えるワークです。