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内装・装飾業者

2019-03-27 17:18:26 | 日記
小売り業には必須の周辺企業に、内装・装飾企業があります。
各社お世話になっていますが、はて、その実態はどんななのでしょうか。
今回は詳しい方に直接は聞けておりませんので、伝聞です。
結構いい加減かもしれません。

◆内装・装飾業者の実態は
 丁度、名古屋地盤の内装・装飾業者さんがいます。
 もともとはガラス屋さんからスタートしたらしいです。
 そして、美装関係に業務を拡大し、小売業各社から重宝がられ、成長したらしいです。
 その美装は、そりゃ原価からすると割高なんですが、そこはノウハウなんでしょう。
 ここに美装を依頼すると、売り上げが伸びるとの評価が高まり、現在の興隆を築いたようです。

 以前に書いた販促支援企業と同様に、この企業も有力取引先には人員を派遣(出向)するようです。
 そうすることによって、相手先の出店情報・改装情報をいち早く得、自社の商売につなげるのです。
 さらに、出向社員がこういった美装関係の業務を一手に引き受けるので、しらずしらずのうちに、小売り各社は
 社内ノウハウが蓄積されることなく、すべて美装会社に吸い上げられてしまいます。
 短期的には、人件費負担が発生しますが、もう後戻りできない関係になりますので、互いにメリットがあるのでしょう。
 しかし、美装会社側によりメリットがあるのでしょうね。

 危機もあります。
 地域の有力会社2社にしっかりと従業員を出向させていても、出向先企業の業績不安が直撃します。
 地域最大手企業が、他社と経営統合し、実質子会社となり出店は激減、当面は改装業務のみに縮小。
 さらには、もう1社は成長の踊り場というか停滞状態というか、出店に急ブレーキです。
 全国レベルでも、イオンのモールもひところの拡大ペースではありません。悩みは尽きません。
 幸い、首都圏は好調を維持し、関西圏にも進出していますので東海圏の落ち込みはカバーされているようです。
 今後は、オリンピック関連やカジノIRなどもあり、業務の幅を広げていくのだそうです。
 新しい取り組みが成功するといいですよね。