つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

若葉の峠

2019-03-08 17:08:55 | 日記
疲れた時、悩んだ時、迷った時には松下幸之助翁の本を読み返します。
そして、その時々の自分の気持ちによって、心に響く言葉が変わります。
今日は、翁のそんな言葉のひとつを。

◆若葉の峠
 ひとつの峠を越えてホッと息をついたら、また次に峠が控えていて、その峠を越えると、やっぱりまた峠が続いている。
 とめどもなく峠が続いて、果てしもない旅路である。
 これもまた人生のひとつの真実である。
 真実である限り、これは誰も避けられない。
 避けられなければ、やはり懸命に歩むほかないであろう。

 高い峠、低い峠、荒れた峠、のんびりした峠、さまざまの起伏の中に人生が織り込まれて、それで一筋の歩みの跡となる。
 時には雨に降られ、風に吹かれ、重い足を引きずらねばならぬこともあろうが、また思わぬ暖かい日差しに、小鳥の声を
 なつかしむこともあろう。
 それでも元気で懸命に、越えられるだけの峠を越え、歩めるだけの旅路を歩みたい。
 若葉の峠に、また新しい意欲をおぼえるのである・・・

 おいくつになられても、新たな挑戦を続けられる姿は、後進も励まされますよね。
 実績はいうまでもなく、比べられるものではありませんが、その姿勢だけでも見習いたいものです。