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販促支援

2019-03-18 10:36:45 | 日記
小売業はいわゆる客商売ですよね。
だからという訳ではないのかもしれませんが、ただ待っているだけではお客様はなかなか増えません。
(EDLPで強固な企業イメージをすでに確立できていれば別ですが・・)
やはり、積極的に販売促進活動を続けることにより、お客様に自社の利点をアピールできます。
そして、そのための販促支援企業が存在します。
今日はそんな企業について聞きこんできました。

◆販促支援企業はこんな感じ 
 東海エリアでの有力な販促支援企業(チラシ制作・折り込み手配、TVスポット手配、インフォマーシャル記事提案、マーケティング調査、
 社内懸賞、店内装飾等、その活動は多岐にわたります)は、株式公開していますが、もともとは北陸出身なんだだそうです。
 ローカルな中小企業だったのですが、進出してきた大手企業の業務受注にあたり、企業からの無茶ぶりコスト要求になんとか
 応えようとやってきた結果が、強靭な企業体質を作ることにつながり、現在の繁栄を得られたんだそうです。
 そして、一度受注したらその関係を不可逆的(どこかで聞いた言葉ですね)なものにするために、受注先企業に従業員を出向させ、
 人件費を含めてまるごと業務を抱え込みます。
 こうすることによって、発注先企業では数年もするともう社内に販促のノウハウはありません。ノウハウはすべて出向者が握ります。
 あとは、3年毎の単価見直しだけです。コスト負担の綱引きはありますが、受発注どちらが優位かは明白ですよね。
 なかなかの企業です。関西にはすでに進出し、首都圏にも進出を図っているそうです。

 いわゆる企業運営の原価率が低い業種ですので、受注に関しての営業経費(接待費含む)は潤沢のようです。
 また、株式公開にあたり、取引先担当者から未公開株について、縁故募集扱いで譲ってもらいたいとの要求が激しかったとか・・
 このご時世でそんなことは無理だとは思いますが、その結果が少し気になります。
 とはいえ、小売業にとってなくてはならない企業のようです。