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ユニクロ喰い?

2019-03-19 14:31:45 | 日記
ダイヤモンド誌によると、あおのユニクロが苦戦しているそうな。
今上期の既存店売り上げは、▲0.8%だったとか。
テレビなので、大量の広告宣伝を投入しての既存店前年割れで、かつ高採算の重衣料が落ち込みとか。
要因は種々あるものの、以前にも書いたワークマンに喰われているらしい。
今日はユニクロ視点で、ワークマンのことを。 

◆ユニクロ喰い?
 ワークマンのアウトドアウェアは、従来と商品的にはさほど変わってはないそうです。
 ただSCにもワークマンプラスとして出店し、一般消費者にも買いやすいように商品政策を再構築した結果、マスコミにも大きく
 取り上げられ、かってのガテン系の顧客から一般消費者まで取り込んで、ワークマンプラスブームを巻き起こしている。
 ワークマンプラスは、まだ12店舗でユニクロの800店舗とは、比べくものではないが、国内ではユニクロを大きく下回る
 価格を設定しており、ユニクロの魅力は相対的に低下しているとも言える。
 ユニクロは、フリースやヒートテックなど機能性のある商品を生み出し、革新性があった。
 しかし、そうした革新的な商品も最近なくなっており、これが他社に間隙を突かれる結果となった。

皮肉なものです。
かっては、ユニクロ自身がカテゴリーキラーとして、百貨店やGMSから顧客を奪ってきました。
そして、いつしか時は流れ、成長したユニクロは革新性が低下し、守る立場となったのでしょう。
攻守ところを変え、今度は新たなカテゴリーキラーとして、ワークマンプラスが顧客を奪うのでしょうか。
小売り業の栄枯盛衰は厳しいものです。

なお、調べてみたらワークマンは株式公開しており、過去最高値更新中で10,000円近い株価でした。