へっぽこの足あと・・・

へっぽこの忘備録、日記。

鍍金がっ!

2015-11-18 05:24:00 | レストアの話

 久々のレストアの話。

 ヨタの鍍金モールの納入指示が来たので

 久々に在庫から良いモノを選抜してみる 

 鍍金は意外に強い気がしたのだが・・・。

 
 うーん、中から「ジワジワ」来ているのかな?

 
 取り合えず2500番のペーパーでクスミを取って、

 コンパウンドで磨いてみる、

 おおっ!遠眼には良さっぽい。

 
 
 筒の部分も魂を込めて磨く。

 
 コチラは・・・嗚呼、、痛ましくて見ておれん。

 
 続いて・・・ライトカバー。

 
 赤点、青点、黄色点、と歴代の全塗装のミストが・・・ 
 
 
 ミストもよ~く見ると、キズ隠しにクリアー塗装がっ!
 
 今度は900番から2500番コンパウンドと、

 このまま、取り返しのつかない事になるかも?とか、

 一抹の不安に負けずヤスる!


 
 スゲー綺麗になった!と言うか「ほっ」とした。

 
 こんな部品でも結構貴重なので割れなくて良かった。




純粋に・・・

2015-11-18 04:27:00 | レストアの話


 動体保存されている車両ですねー。

 多分、言わなければ外国車と思う人もいるのでは?

 
 鍍金が綺麗だと映えますなー。


 
 やはり動体保存の車両。


 悲しいのは、

 この国じゃ認められない文化。

 いくら綺麗にしても

 古い=ポンコツの考えが根底から消えない。

 クラシックフェラーリのように

 アートとまでは言わないですがなんとも、

 何だかんだ言って浪費国なんですねー。





 





 

 

思うこと

2015-02-17 03:10:00 | レストアの話
 

 古いクルマやバイクを弄っていると

 ぶち当たるのが「車検」と言う関所が来る。


 これが


 不思議なもので 昔から地区によって

 見解が違うことが多く関東地区では通るが

 同じ個体(旧車)でも

 東北では通らないとか・・・。

 
 同じ国の同じ法律なのに昔から思うが

 実に不思議だ。

 事クルマ(バイク)界 独特の悪しき

 しきたり・・・。

 法律には詳しくないが

 平等じゃない事は無知な人間でも分かる

 「エコ」とか「勿体無い」とか

 用はメーカーの活性化のためなのかな

 毎年「旧車潰し」は厳しくなっている

 他国では古い車に乗っていると

 税金が免除や優遇される事があるらしい。

 「スクラップ」はエコでは無い事が

 認められているからか、

 文化的価値を認めているか、

 日本のような大人の事情を超越した

 価値感を人々が認めているからだろう。

 


 現在の日本の環境じゃ

 魅力ある車など

 作れる訳が無い

 単なる道具に落ちたクルマなどに

 魅力など 殆ど無い。

 言わば単純な道具だ

 鋏が刃こぼれしたら捨てる。

 そんなもんだ。


 「クルマばなれ」

 も当然かもしれないね。








 

 



 






 

1番めと100番目?

2013-05-30 02:57:00 | レストアの話
 レストアについて・・・


 近くて見えにくい事。。。



 まぁ レストアと言っても

 クルマやバイクの再生についてですが・・・

 趣味にするなら普通は公道復帰が目標です。

 凄い意気込みや資金が有るならフルレストアも

 一考かと思いますが・・・。


 昔、さる再生専門の業者の方に聞かされた話。


 よほどの富豪で無い限り 普通の人間が趣味(レストア)に

 出せる金額は50程度が限界、よく雑誌なんかに

 「500万かけました」なんてのも有るが

 まぁ現実、国産大衆車なんか、更に難しいそうな。

 開けて(バラして)見ないと分からないので

 見積もりなど取れる訳が無い。

 概ね50では元が取れないのが、ほぼ当たり前で

 知らない車をバラして新車以上に組むなど・・・

 骨の髄から好きじゃなければ無理な世界。

 オーナーの待てる期間も一年が限界所・・・

 長引くと

 車が手元に無いのでオーナー側は愛情が薄れるし

 完成の見えない現状に不安も出てくる。

 業者もバラして金銭的に合わないと分かると

 必然的に「手」が遅くなる。

 

 良く聞く話で、

 「どこそこの車屋にミニクーパーを預けてある」とか、

  「〇〇モータースにロータスを預けてある」とか

 その手の話で出てくるフレーズで「預けてある」が

 出てくる時点で、だいたい「モノ」にならない

 パターンだと。

 作業が進んでいれば「修理に出した」とか言うでしょ。

 と 言う事らしい。


 また

 動いている個体を持っているなら、点検などで

 不具合が無い場合は、

 基本交換作業などはしない=壊れたら直す、

 と言うサイクルを取る事が長く楽しめるコツ

 金銭的にもトータルバランス的にも旧車は

 ドミノみたいな性格が一般的で

 要らない御節介修理でドミノ倒しが

 始まる事が多いから。

 
 しかし

 どうしてもフルレストアが望みなら、

 そのクルマに熟知した専門店を探す事が肝要

 「この車に関しては100台はレストアしました」と

 いう店と「コレが最初の1台目です」とか

 「見るのも初めて」なんて所も・・・

 まぁ

 大手術でも「貴方が初めてです」と言われたら

 ヤハリ不安。 そういう事らしい。

 半分、土に帰ったような個体を直すのだから、

 知らなきゃ、ほぼ無理に近い訳で。

 
  ちなみに

 一般的なボディショップが1年かけた仕事を

 生粋の専門店だと一週間程度で「それ」以上の仕事

 をこなす事も珍しくないそうな。

 作業効率やノウハウが違う、その前に、

 作業に対してのプライドが・・・。



 まぁ先を急ぐなら

 「ボロでも今直ぐ動く車」を買うのが近いと。

 乗っていれば愛着もわくし。

  例外として

 場所と道具に恵まれていて意気込みも

 有るなら自分で直すのもアリだが

 現状そんなに恵まれてる人間は

 トンでもなく少ないだろうね。と。


 うーん 

 確かに全て当たってます。


 悲しいほどに・・・・









 ※御話を伺った方は自動車再生の悲哀を知ってか
   現在は廃業され他業種に移られてます。