亀吉

我が家にはペットが１羽と１匹。
写真はその１匹である「亀吉（カメの名前）」だ。

名前が単純だが、これが呼びやすくて、ほかの名前がついていたが「亀吉」に落ち着いたのだ。

もう十数年我が家に居る。
１０年ほど前に、もっと大きなカメをいただいた事があり、この亀吉と一緒に入れておいたら、数日後その大きなカメは逃げ出して居なくなってしまったのだ。

それからというもの、亀吉は外に出たくて仕方がない。
水槽のフタを開けると出てこようと手足だけでなく首まで一緒になって伸びて出ようとするが、水槽からはなかなか出られないのだ。

逃げたカメに外の世界の事でも聞いたんやろか。
その時も、亀吉は水槽を出られなかったのだ。

娘が「亀吉は呼べば来るとよ！」と言う。
って、カメがわかる訳無かろうもん？！と思うが、言葉の理解はともかく、ベランダに出してあげると、娘の後ろをついてまわり、追いつくと安心するのか、娘の近くで周りを散策。また娘が動くと後ろを遅れながらもついて行くのだ。
確かに「亀吉！」と呼ぶと振り向いてトコトコやってくる。

写真は、娘の伸ばした指先に向かって首をのばして寄ってくる所。
この後、指の周りをグルグルと首を振り、踊っているか、遊んでいるようなしぐさをするのだ。面白いんやろか。

厳めしい顔つきからギャップがあるが、かわいらしい亀吉なのだ。