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手話再トライ

2009年08月27日 | Weblog
東京に単身赴任している時に、手話を習いに行っていた時期があった。
毎週1回。火曜日だったか。

手話の日の仕事は午後になると時間調整に入り、緊急案件以外は調整して後日に回し、教室へとダッシュで向かったものだ。

その教室は、ろう者である先生が手話のみで教えてくれるのだ。
最初は、そんな事できるのか?!と半信半疑だったが、身振り手振りにホワイトボードを使って絵や文字で表現しながら真剣に教えてくれれば、伝わるのだ。

言葉や文字に変換しないのにも意味があった。
簡単にいえば英語を日本語に訳すのと同じように、文化の違いまでは訳せないからだ。その分、私は日本手話という文化を教わり、この文化に大変興味をもったのだ。とっても楽しい教室だった。

特に楽しかったのは、先生方と飲みに行く事。
普段はゆっくりを手話表現をしながら会話するのに、時々急にスピードがあがり先生方同士で手話が飛び交い始めると、我々生徒は手話の飛び交う先を真剣に見ながらどんな話なのか勝手に想像してみたり、生徒同士で訳してみたり、結局は3分の一程度しか理解できなかったりするのだが、先生から「わからんでもいい!よく見とき!」と言われ授業の延長になってしまったりするのだ。

1年は続けられなかったと思うが、その後も手話検定を受けてみたり、NHKの「みんなの手話」を見たりしていたのに、そのうち何もしなくなってしまった。

先日本屋に行ったときに「みんなの手話」の本を見つけて、手話は続けたいという思いが急に込み上げてきて思わず本を買ってしまったのだ。

手話教室の先生を思い出しながら細くても忘れないように続ける事を誓った。
いつの日か、先生とペラペラ(手話で)と話せるようになるのを目標に!
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