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草千里09に参加

2009年08月30日 | バイク
阿蘇でバイクの写真を撮るイベントがあるというのは知っていたが、次がいつ・阿蘇のどこで・どんなスタイルで開催されるのか、何も知らなかったのだ。

先週の日曜日。
行きつけのバイク屋で話しをしていると、店のTさんが修理中のバイクを指さして「10年に一度の阿蘇のイベントに行くらしいよ」と教えてくれたのだ。
なんとなく気になっていたので、たまたま思い出した翌日の朝の忙しい出勤前に調べてみた。
すると、開催は次の日曜日(8/30の事)らしい。おい、今度の日曜じゃんか。

公式HPと、関連記事記載の各種のブログで情報収集。
短時間の間に気分は「行きたい!」と盛り上がっていた。

いつもの癖で公式HPの「スタッフ募集」を見てみると、まだ手が足りないのか1週間前のその時点でも受け付けしているようだ。

こんなイベントが好きそうな娘に話すと二つ返事で「行く!」と。
親子でボランティア参加をする事に決め、早速、私は「カメラマン」を希望して申込をしてみた。
すぐに返信があり参加OKとの事。実施計画や撮影マニュアルをプリントアウトして、当日のイメージを膨らませた。

そして、私と娘は当日の朝から終日ボランティアスタッフとして参加したのだ。

朝は3時半に起床。熊本市内の実家をまだ暗い4時に出発。
ガソリン補給やコンビニで食料補給をして、草千里駐車場へと向かう。

5時頃到着、現地では設置作業が始まっていて、5時半から各パートでミーティング。私が希望した「撮影班」はもちろん全員が初対面。すぐにペアを組み、撮影エリアを割り振り。
この時点で、もう撮影待ちの車列ができていた。この人たちは何時に家をでたんやろか?!と他人事のように関心。

しばらくすると、撮影エリアに次々とバイクが入ってきた。当然、全員が撮影対象者。(わっ! この数・・・大変。。。)
端から順に撮影を開始。
それからと言うもの、撮影、撮影、撮影、撮影、撮影、撮影・・・・・・・。

随分撮ったと時計を見たら、まだ8時。2時間しか経っていないのか。。。
写真は8時過ぎの駐車場入り口方向を撮ったもの。
広い駐車場に入りきれないバイク達が道路まで渋滞していて、どこまで続いているのやら。

10時頃には、3時間待ちでやっと撮ってもらえたというライダーがちらほら、朝早くに大量のライダー達が到着していて待っていたのだ。
その後も草千里には、どんどんライダーが到着したが、やっぱり駐車場に入れない状態が続いてしまった。

我々はとにかく撮るしかない。それが今日の仕事。
待ちわびたライダー達の一番の目的を担っていると思うと責任は重く、写す方向(背景)、ポーズやアングルを決めて頂き、可能な限りの要望には対応させていただいた。10年に一度だから。

ペアを組んだカメラマンは、当然ながら当日に初めて会った方。彼の事は何も知らないまま撮影を始めたが、途中から連携がうまくなり効率よく撮影を行う事ができたと思う。

撮影は18時までを予定していたが、ちょうど18時頃には撮影するバイクもなくなって、駐車場から帰るライダーを見送る私たち。


前回の99年より多いという方と少ないという方がいらしたが、結局の所主催者側でもアンケート用紙を数えてみなければわからないらしい。

多くの方がいらっしゃった事は間違いないが、一方多くの方が撮影出来なかった事も事実としてある。
撮影を楽しみに阿蘇まで来られて、撮影に至らなかった方には大変申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
たくさんのお叱りもあったし、ご意見も頂いた。
大事なのは問題点を次回に活かして改善する事だと思う。
現場に居た者として、ぜひ、そこまでは参加をさせていただこうと思っているのだ。


長々と書いてしまったが、最後に今回はカメラマンとしてたくさんのライダー達との出会いがあった。
遠い所は福島、群馬、神奈川、愛知、三重、大阪、岡山、広島、山口、九州各県から、前泊、キャンプ、フェリー、徹夜で高速を走ってこられたり、時間を調整して遠くからこの地目指して走ってきた方ばかり。

すぐ帰って店を開けるというバイク屋さん従業員。
旧車を2台並べて家族4人。
お父さんと娘さん2人はバイクで母娘は車で現地集合。
EXILEの話で盛り上がったTシャツを着た夫婦。
実家のすぐ近くの方。
年代もわからない程古いバイクに初めて乗せて頂いたという奥様。
同じバイククラブのメンバー
キャンプ用品をスーツケースに入れてバイクに乗せてしまった男性。
ツノを付けたバイク。
恥ずかしそうに手をつなぐカップル。

などなど、たくさんのライダーと話をさせていただいた。
我々カメラマンは、最も参加者に近い立場で接する事ができ、10年に一度の記録係としての大役を担わせていただいた。
参加者の皆さま、関係者の皆さま、ありがとうございました!

その一方で体は酷使してしまい、撮影の為、立ったり座ったり会場を歩きまわり、夕方には足が筋肉痛で力が入らなくなり、叫び過ぎか声はかれ、娘は一日中受付してたらしく、座っていられない程尻が痛いと言っていた。

帰る途中にゆっくりと食事をとって体を休め、自宅には23時過ぎに到着。
自己満足ではあるが、イベントを満喫した。

来年は、撮影した写真集の配布が予定されているそうだ。 また行かなくちゃ。

追伸:KBCテレビの「ドォーモ」という番組で9月3日木曜日に放送予定との事です。(9/1)
コメント (2)
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