今回購入したPCケースには、ケース本体に5つの12cmのファンを取り付けることができます。(そのうち3つは既に取り付け済み)
しかし、この5箇所にファンを取り付けしたとしても、ケース上面にある3つのスイッチ(前面ファン、上面ファン、後面ファン)をHiとLowに切り替えるスイッチで操作することしかできません。
Lowならほとんど音はしませんが、Hiなら結構な音がします。
しかし、冷やす必要のない時にファンを回すことは無駄なわけで、マザーボードの持つ「ファンコントロール機能」を使ってCPUの温度に対応してファンを動かしたいと思ってしまいました。
今回購入したマザーボード(ASUS H170-PRO)は「CPUFAN」「CHAFAN1」「CHAFAN2」の3つのPWM対応の端子があり、この端子に対応したファンを使うとCPUの温度によってファンの回転数をコントロールすることができるのです。
そこで「PWN制御対応」のファンを探し、CPUファンと同じメーカー製の「光る鎌風の風」というスケルトンの筐体と羽を持ち、青色LEDで照らすという、なんとも派手なケースファンを見つけました。
なんとなくゲーム専用のパソコンのような演出ができます。
ちょっとミーハーな路線ではありますが、とりあえず1個買ってみました。
内容物はこちら。
本体のファンと、取り付け用のねじと変換プラグです。
今回のケースファン選びで大事なのはPWM制御を行うための4ピンであることです。
買ってきた1個のファンをCPUに近いところにセットしてみました。
なかなかいい感じです。
CPUの温度は、ほとんど30℃未満なので、回転も上がらず非常に静かです。(温度と回転数はBIOSの設定画面で確認できます。)
もちろんBIOSで温度と回転レベルを自由に設定できますので、CPUの温度に対応して自由なファンコントロールができるようになりました。
ファンを1個取り付けて見栄えが良かったので、もう1個買ってきて上面のファン2個とも同じスケルトンの青色LEDのファンにしてみました。
自作パソコンらしいですね。
同じ価格帯で、ベアリング付きのモデルも選ぶことができましたが、今回は派手な演出を選んでしまいました。
見た目の派手さが際立っていますが、CPUの温度に対応してファンがコントロールできるところは満足していますが、行う作業が軽いものばかりなので、現状ではファンも静かに回っているだけです。