孫が山形県南陽市の幼稚園を卒園した。
原発事故により避難を繰り返し最後に山形県へ落ち着いて入園させていただいたのが「南陽市赤湯幼稚園」。震災と原発事故発生から2か月後だった。それから1年10ヵ月後の3月20日に卒園を迎えた。
約2カ月間の避難生活から見知らぬ土地での不安な生活を送ってきましたがよく頑張ってくれたと思います。会うたびに大人になっていくのが感じられますね。避難先でなじめず多くの子供たちが精神的に不安定になっているようなので心配していましたが、会いに行ってみると多くの友達と楽しそうに遊んでいるので安心していいようです。
この修了証書では幼稚園に1年10ヵ月しか通っていないように見られてしまいますね。孫は南相馬市原町区の幼稚園に2歳から通っていたから4年間の幼稚園生活を送っていました。それが1年10か月の課程を修了した証明しかないんですから可愛そうですね。
今日から新年度。
幼稚園を修了した孫はそのまま山形県赤湯の小学校に入学します。
後何年避難生活を送るかわかりません。南相馬市の除染が終わるころには帰りたいようなことを言ってますがどうなることか？またしばらく山形県へ行く機会が多くなりそうです。