村爺のなんでもいいべ

南相馬市の馬事公苑を中心に活動しているディスクゴルフの話題や南相馬の出来事や思いついたことを書いていきます。

南相馬市の実証試験栽培田

2013年04月28日 09時34分44秒 | 農業

平成25年度産稲の作付について、南相馬市では市内全域で作付けを自粛することになりました。今年度は農地や水路の除染を進めて平成26年産稲の作付を目指すこととなっていますが、試験栽培(実証試験栽培)の圃場も158戸1244haの水田で実施されるようです。旧警戒区域内でも9戸0.9haの試験田を実施するようです。

放射性セシウム濃度の高い米が発生する要因とその対策が昨年度の試験栽培等の結果から公表されましたが、それによると、福島県の米の全袋検査結果、24年12月末現在で1000万袋中100Bq/kgを越えたものは71袋で、全体の0.0007%だそうです。カリウム施肥などの吸収抑制対策は非常に効果があり、交換性カリウム含有確保が重要であるという結果が出ています。放射性セシウムが100Bq/kgを越えた要因もカリウム施肥が不十分だったということでした。

われわれの地域で取り組んでいる「太田地区復興会議」では、昨年度「ひまわりプロジェクト」を企画し、相馬野馬追い行列の沿道(相馬太田神社を中心とした前後約1.0km)の両側にある田んぼにひまわりを植え、その種を収穫するというプロジェクトを実行しましたが、ほぼ失敗に終わってしまいました。

今年は、相馬太田神社から西側の旧国道までの道路両側の田んぼを新潟大学の協力を得て実証田として栽培するそうです。

相馬野馬追いの行列が本来の青々とした田園の中を出陣していく姿にしたいという希望から稲の栽培を決定したようです。

秋にはこれまでこの地域では見ることのできなかった黄金色に輝く田んぼの風景を見ることができますね。でも、残念ながらそこから東側に広がる田んぼは何も作付けされない土色の風景が今年も続いていきます。

俺もいよいよ来年の稲の作付に向けて稲作を続けていくかの判断を迫られてきました。残念な事かもしれませんがボランティアでは農業を続けることはできませんからね。