今日であの日から2年9ヶ月を迎えた。
季節も3度目の冬を迎える。
あの大津波の被災地は復興に向けての工事が加速しつつある。
そして、震災の話題も少なくなり風化しつつある。
しかし、まだまだ復興や復旧から取り残されているところも現実にある。
荒涼とした中にポツンと立ち尽くす一本の松。
誰にも見向きもされずただ哀れさだけが感じられる。
除染除染と騒いでいるが果たして・・・・・?
これが現実に放射能が降り注いだ地の将来の姿なのかもしれない。
南相馬市の震災関連死はまだまだ増加していて439人に達した。
震災時の直接死と合わせて1,075になっている。
残念なことだが、この地の大震災にまだまだ終わりはやってこないのだろう。