村爺のなんでもいいべ

南相馬市の馬事公苑を中心に活動しているディスクゴルフの話題や南相馬の出来事や思いついたことを書いていきます。

相馬太田神社

2012年12月24日 17時53分21秒 | 日記

後1週間程で新年を迎えるので、氏神様である相馬太田神社にお護摩(お札)をお願いに行ってきました。

相馬太田神社では護摩祈祷を行うことから、氏子では「お札」の事を「お護摩」と言ってきました。

神棚には毎年伊勢神宮から頒布される「神宮大麻」と氏神様の「お護摩」をおまつりします。「神宮大麻」は毎年暮れに頒布されますが、相馬太田神社のお護摩は事前にお願いし、1月1日の0:00を過ぎると行われる一番に祈祷したものを初詣に行っていただいてきます。

相馬太田神社の御祭神は「天之御中主大神 あまのみなかぬしのおおかみ」。

天地(あまつち)初めて發(ひら)けし時、高天原(たかまがはら)に現れた神で、古事記・日本書紀に記す、天の中央に座(まし)まする宇宙の根源神(こんげんしん)であります。近世以前まで当社は、相馬妙見宮・妙見大明神などと称されておりました。妙見大明神とは、衆星(しゅうせい)の王、北辰尊(ほくとそん)星(北極星)にて、時刻の神、人間の起居進退を定むる北斗(七)星です。慶応4年(明治元年)には神仏が分離され、妙見宮は相馬太田神社と改め、祭神み天之御中主大神と改め称えました。(相馬太田神社 神社暦より)

神社の由緒は写真の由緒書きのとおりです。

一千の歴史をもつ相馬野馬追祭が開催される毎年7月の第4土曜日には、ここから中ノ郷騎馬が出陣していきます。

毎年大晦日の除夜の鐘が鳴り始めると多くの人が集まってきます。昔は年籠もりと言って、大晦日の夜から元旦の朝にかけて氏神様にお籠もりするのが慣わしだったそうです。それが現在では除夜詣でと元旦詣での二つに分かれたようですね。まず大晦日の内に一年間無事に過ごせたお礼参りをします。そして、年が明けて元旦になったら新しい年の無事と平安をお祈りするんです。

自宅から近いので、いつも紅白歌合戦が終わってから出かけます。ちょっと遅いとこの参道に行列ができてその場で新年を迎えることもあります。

大晦日のお参りをすませて祈祷殿のある広場へ行きます。そこにはいつも大勢の人が詰めかけています。そして、午前0時を迎えると相馬野馬追の螺役達による法螺貝が吹かれ祈祷が始まります。相馬太田神社では護摩祈祷が行われます。護摩が焚かれるようになっている祈祷殿は珍しいそうですね。その祈祷殿も震災の影響で傾いてしまったようです。現在修復作業が急ピッチで行われていました。

祈祷が終わると祈祷殿から全員出てきて、神主の新年のあいさつがあり、参拝に集まってきた皆さんの無病息災を祈念して神主により祝詞とお祓いが行われます。その後に螺役達による礼螺が吹かれて新年一番のご祈祷が終わるわけです。

そして、最後に投げ餅が行われます。そのためになるべく餅の届くところにいなければなりません。俺も毎年2~3個はゲットしますよ!!

餅をゲットしていい気分になったところで元朝参りをします。そして、お護摩を頂いて自宅へ帰り神棚にお護摩をおまつりして、我が家の新年がスタートするんです。

今年も本殿にお参りしてお護摩をお願いしてきました。

新しいお護摩に新年が今年以上に良い年になることを願いたいものです。

そして、毎年のごとく相馬太田神社の新しい神社暦を頂いてきました。

神社にまつわることや年中行事についていろいろ書かれているので参考になります。



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