4月16日 駅までは残り半分ポピー咲く
4月17日 葉桜の下枝より昇りつめるかな
4月18日 花いちご就活はじむ2年生
4月19日 しゃがの花また読み返す三国志
4月20日 満天星(どうだん)の陽射し一日を装へり
15日。「穀雨の日」であり「山崎直子宇宙飛行士の地球帰還の日」である。午後から雨らしいが、待望の”暖かい雨”と言う。17日の41年ぶりの降雪まで粘り詰めた寒戻りが退散した。翌18日の今冬一の春日和には、堰を切ったように葉桜になり、どうだんつつじが白鈴で全身を装い、自然放置の苺が花が緑葉から顔を出した。アイスランドの火山噴火煙で続いていた周辺国の国際空港が昨日辺りから一部再開した。標高4千メーターのチベット震災救援にも天候変化が利くとよい。折角の自然界の朗報に水を差しているのが日本の政界である。支持率25%になった新政権と敵失を生かせぬ自民。無党派になって見守る庶民。折りしも始まった「花フェスタ」に癒しを求めよう。