84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

花フェスタ

2010年04月25日 | Weblog

 

  4月21日 蘂(しべ)脱ぎて衆に戻りし桜かな
  4月22日 ライブショウ遠客多き花の宿
  4月23日 二人して一輪草を訪ねけり
  4月24日 雨止むや囃しだしたる踊子草
  4月25日 褒めし掌に白山吹の黒き種
 

  昨日に続く「第7回ふかや花フェスタ&オープンガーデン」幸いにも昨日に続く晴天にめぐまれた。4月下旬になっても人間の推測を嘲笑するように、散りだしたり咲き始めた桜に雪を載せたと思うや、夏日を、フェスタの前二日はは雨天を演出していた自然だったのに!?  年毎に人気上昇の証の如く、駐車場には近市ナンバーの車が多い。こちとらは、足・自転車・車でと短い2日を無駄なく使い切る。先ず本部の城址公園を一巡し、取っ付きのテーブルを一人占めするWさんの山野草を愛でると、真っ直ぐ仙元山に寄り添うMさんと昌福寺に直行する。M家の和風に洋もあしらった広い邸内の今年の収穫は、実生から育てた”傘咲き”とか命名した紫紺のルピナスと、初めて見つけだした踊子草。四月はじめまでこの辺りの民家にはない雪吊の松を持つ玄関前には若者のライブショウがあった。この家の住人の草木を愛でる人柄が偲ばれる。後は馴染みのお宅廻り、合間にはご近所のを見せて貰う。今年の特徴は10日以上遅れた気候に例年は見頃の花がいくつも見られなかったことだ。どの家主からも10日後の再びのお誘いを受けた今年だった。