84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

秋の彼岸入り

2014年09月20日 | Weblog

  秋彼岸回天兵の遺句ほどく

今日は「秋の彼岸入り」。あちこちで彼岸花が咲き満ちている。3年前に逝去した回天兵のTさんと9年間通った曼珠沙華畑に足を運ぶ。又、「おしゃべり俳句日記」をひもとく日である。


秋の蝶

2014年09月19日 | Weblog

   秋蝶や垣高か低き両隣

センス無きまま大方は自然任せの我が家の庭は季語の夏花と秋花が不規則に咲き乱れている。そこを、両隣の低い塀越しに一頃より小さくなった秋蝶が盛んに往来している。


おとこへし

2014年09月17日 | Weblog

名園に在りて気高き男郎花(おとこへし)

女郎花(おみなえし)を始め秋の七草を楽しめる向島百花園。道筋の名句を幾たびも詠んでは時を忘れる。野にあれば冴えない男郎花だが百花園でみると気品さえ感じられる。


秋暑し

2014年09月15日 | Weblog

    縁台の残る裏町秋暑し

秋へのいざない最中の不安定な天候に五感が順応しなくイライラが続く。朝夕と日中の温度差に加えての高湿に負けてしまう。残暑はまだまだ続きそうだ。


秋燕

2014年09月14日 | Weblog

中の家のしじまを破る秋燕

夏中を多忙に過ごした身近な燕が少しずつな南国に返り始めた。気のせいか帰り際には住み慣れた渋沢栄一の生家などを幾たびも巡って別れを惜しんでいる。


実ざくろ

2014年09月11日 | Weblog

  実柘榴や心開らかぬ人多し

この頃散策の道端で以外に多いのが柘榴の実である。実を露出しだしたもの、時至れど固く口を結んでいるのなど様々である。老々のすすむ社会。心を開く役員の少なきもある。